目次
環境に合ったネットを選ぼう
プロ農家向け防虫ネットは、ネットの幅や長さだけではなく、目合(網目の大きさ)やオレンジ色をしたカラーネットなどバリエーションも豊富。また、ビニールハウス用には出入口用のジッパー付きネットなどもあります。ベランダやプランター向けには、かさばらないコンパクトサイズのネットが主流となっています。
→用途に応じた防虫ネットの選び方はこちらでチェック!
防虫ネットの張り方【畑】
ここからは、畑での防虫ネットの張り方をご紹介します。作業はできるだけ風のない日を選べば、効率よく行えますよ。Step1. 支柱の下穴をあける
まずはじめに、防虫ネットを支える支柱を差すための下穴をあけます。支柱の間隔が狭いほど雪や強風に対して頑丈になるので、50~70cm程度の間隔を目安にしましょう。専用の道具を使うと簡単に下穴をあけることができます。・穴サイズ:16mm
・重量:約1.6kg
・材質:スチール
刃先はネジになっているのかとイメージしていたが、単純に丸棒の先が斜め切断されているだけだった。
堅い土には歯が立たないのではと、心配したが体重を掛けると、途中からスンナリと穴が深く空いた。また、石ころに当たった場合は、ちょっとコネてやると隙間に上手く入り、使い方で解決した。なかなかの良品と思います。
難しいところは、支柱の角度に合わせて、穴あけ器の角度も変えてやらないと、支柱のたて具合が悪くなる所です。但し、真っすぐ穴を空ける場合は問題ないと感じました。
出典: 楽天
Step2. 支柱を差す
グラスファイバーや鋼管の支柱を下穴に差し、アーチを作ります。グラスファイバー支柱は比較的安価ですが、雪が降るとトンネルが潰れることもあるので、注意が必要です。丈夫な鋼管支柱を数メートル間隔で差すことで、耐久性を上げることができますよ。
なお、畑の周りに生えている竹(孟宗竹)を使って支柱を自作する手段もあります。竹を必要な長さにカットして、「竹割機」を使うと、簡単に数多くの支柱を作ることができるんです。
・サイズ:全長:約315mm 外径:約120mm 内径:約90mm
・材質: 鋳物製
Step3. 防虫ネットを支柱にかぶせる
防虫ネットを支柱に被せます。このときに害虫がネットの内側に入ってしまわないよう、手際よく行うのがポイント。支柱にかぶせた防虫ネットの端は、鉄杭などにしっかり固定します。
Step4. 土を寄せる
鍬や管理機などでネットの裾に土を乗せていきます。虫は小さな隙間からでも入ってくるので、絶対に隙間を作らないようにしてください。防虫ネットの生地と支柱を密着させながら土を乗せていくと、強風でも飛ばされにくくなります。Step5. 支柱で押さえる
強風で防虫ネットが周りの道路や畑に飛び出さないよう、トンネルの上から支柱で押さえます。Step6. パッカー(固定具)で止める
「パッカー」で防虫ネットを支柱に固定し、ずれを防止します。パッカーは支柱の径に適合するものを使いましょう。・内容:50個入パック
・適合支柱サイズ:直径5.5mm
・主材料:ポリエチレン
小さな庭での菜園ですので、費用面も必要ぎりぎりの状態です。ダンポールは2.1mと1.5mを2種類をビニールテープで固定して4m弱にし、ネットや換気ビニールもファスナー等で張り合わせて使っています。ネットとビニールは風で動きますので、トンネルパッカーの位置を考えて留めないと飛ばされます。強風20m以上で煽られると上部のトンネルパッカーが一本だけ飛ばされ、紛失してしまった事が過去に一度ありましたが、普段はネットと換気ビニールの上からでも十分に止まり、5.5mmダンポールのトンネルには必需品です。考えて使えば結構長持ち致します。10数年前に購入したものを今まで使って参りましたが、念の為に買い足しました。
出典: Amazon
Step7. 収穫が終わってから外す
防虫ネットは、害虫以外にも野菜へのゴミの付着も防いでくれます。基本的には、トンネル内の収穫がすべて終わるまでネットをかけておくことをおすすめします。ただし、野菜が大きくなりすぎてネットに触れるようになってしまったら、その段階で外しましょう。以降は消毒で害虫を防除します。防虫ネットの張り方【プランター・ベランダ栽培】
プランター・ベランダ菜園用の防虫ネットは、コンパクトサイズで扱いやすいです。ネットのサイズに合う支柱やプランターがセットされている商品なら、すぐに使えるのでおすすめですよ。・内容:2個組
・プランター容量:約48L
Step1. プランターに支柱を取り付ける
野菜や花などを植えたプランターに支柱を立てます。Step2. 防虫ネットを被せる
支柱の上から防虫ネットをかけます。Step3. 裾を麻ひもなどで縛る
防虫ネットの裾とプランター本体の間に隙間があると害虫が侵入するので、紐でしっかりと縛って密閉しましょう。防虫ネットは夏だけじゃない!一年中フル活用しよう
ここでは、防虫ネットの役に立つ使い方を一挙にご紹介します!種まき後、畝に被せる
枝豆やインゲンマメ、エンドウマメなどは、鳥たちが種を狙っています。種まき後に畝(うね)を防虫ネットで覆ってしまえば鳥害を防ぐことができます。冬野菜の鳥よけに
真冬の鳥たちは、畑の作物を餌にすることがあります。根こそぎ食い尽くされる前に、防虫ネットのトンネルで作物をガードしましょう。また、何もかけない場合に比べて若干の保温性もあります。育苗中の害虫防除
「苗半作」という言葉があるように、良質な苗を作るためにも、育苗期間中は苗床を防虫ネットで覆いアブラムシなどの害虫を防ぎましょう。また、ポリポット鉢で育苗する場合、あらかじめ花かごなどに針金で支柱を固定し、鉢を花かごに並べてから防虫ネットで覆う方法もあります。・内容:50枚入り
・サイズ:約縦37.6×横52×高さ10.2cm
ビニールハウスにも!
ビニールハウスの側面に防虫ネットを設置して、害虫の侵入を防ぎます。専用のハウス部材と被膜スプリングを使うと密閉性が高まりますよ。・内容:2m×10本
畑にパイプハウスで倉庫を作りたくての購入、以前はパッカーでビニールを止めていましたが台風の後などはすべて外れているような状況で、補強もかねてこちらにしようと思いました。
近くのホームセンターにもありますが送料を入れてもこちらのほうが安かったのとポイントがあったので利用させていただきました。
連結するにはジョイントを追加で購入しないといけないのが割高かもしれません・・・
多重張りできるというだけで商品としては満足しています。
出典: 楽天
・サイズ:2m×2mm
ビニペットとセットで購入しました
適度な張り具合で、簡単に取り付けできました
被覆してあるのでビニールを傷つけなくていいです
出典: 楽天