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目的別|木材塗装におすすめの塗料は?
木材を塗装するための塗料には、単に着色するだけでなく、つやを出したり木目を強調したりするものなど、さまざまな種類があります。素材となる木材をどのように仕上げたいのか、目的に応じて塗料を使い分けましょう。着色効果で木目を生かす「ステイン」
「ステイン」と聞くと、汚れやシミを連想する方が多いと思いますが、塗料では着色剤のことを指します。塗料用ステインには、溶剤の違いによって「オイルステイン」と「水性ステイン」の2種類に分かれます。高級感のあるつやを出したいときにはオイルステイン、室内などでにおいが気になるなら水性ステインと使い分けると良いでしょう。ステインは木材に染み込んでいく性質があり、塗装することで木目が生かされますが、あくまでも着色を目的として利用されるもの、一般的な塗料のように素材を保護する効果はありません。
・容量:0.7L
・カラー:新ウォルナット
・塗り面積:10~12平方メートル/畳約7枚分(1回塗り標準)
・乾燥時間:気温20℃ 約1時間/冬期 約2時間
・重ね塗り(拭き取り後):気温20℃ 4時間以上/冬期 8時間以上
・注意事項:用途に応じたニスを上塗りすること
新ウォールナットを使用。期待通りの良い色でした!濃淡は重ね塗りで簡単に出せると思います。
出典: Amazon
・容量:300ml
・カラー:オールナット
・塗り面積:3.9~5.2平方メートル/畳約2~3枚分
・乾燥時間:気温20℃ 約40分
・注意事項:塗装前にニスで上塗りすること
・成分:水・合成樹脂・顔料
2度塗りすると濃いめのオールナット色になります。あまり慣れていない作業でしたが綺麗に仕上がりました。
出典: Amazon
木材の表面をしっかり保護する「ニス」
ニスは木材を保護することを目的とした塗料です。色は基本的に透明ですが、中にはウォルナットやオークなどのカラーニスもあります。ニスは乾燥すると固まる性質があることから木材をしっかりと保護しますが、そのほかにも木材に光沢を持たせたり、風合いを良くしたりする性質も持ち合わせています。・容量:270ml
・カラー:つや消しクリヤー
・塗り面積:2平方メートル/畳約1枚分(2回塗り)
・乾燥時間:気温20℃ 約3~4時間
・希釈方法:ペイントうすめ液
以前よりこの商品を使用。室内用ですがよく艶がでて長持ちします。但し二度塗りが必要です。
出典: Amazon
好みの色に塗装できる!「樹脂塗料」
樹脂塗料にはさまざまな色があり、木材を好みの色にすることができます。成分はウレタンやアクリルシリコンなどの合成樹脂で、木材を保護する性能が高いため、雨風の当たる環境であっても木材を長持ちさせることができます。ただし、樹脂塗料は塗膜が厚く、木目が見えなくなります。・容量:0.7L
・カラー:ミルキーホワイト
・塗り面積:5.8~6.6平方メートル/畳約4枚分
・乾燥時間:気温30℃ 約1時間/気温10℃ 約2時間
・希釈方法:水
家にあった同色のペンキがなくなったので購入…。一度塗りでも十分ですが重ね塗りするとさらに良かったです。発色もよかったので星5つ。
出典: Amazon
木材ならではの自然な風合いを引き出す「ワックス」
ワックスは、植物性油脂を原料とする、固形または半固形状の塗料です。木材にワックスを塗付すると自然な風合いに仕上がります。塗装する場合には歯ブラシなどを使用し、ワックスが乾燥したらウエスなどで拭き取れば完成。塗膜は薄めであることから、色合いが薄くなったら塗り替えが必要となります。・容量:160g
・カラー:チーク
・塗り面積:約5~15平方メートル
・乾燥時間:気温20℃ 約24時間
・注意点:塗装は白木の未塗装木材に限る。床には使用しないこと。
色合いには 人それぞれの好みがあると思いますが画面で見ていた説明やイメージ通りでした。説明どおり「ブラシ」で塗り伸ばしましたが、とても少ない量で結構な面積が濡れるのにビックリ。結構経済的かもしれません。
出典: Amazon
塗料について、さらに詳しい情報はこちらの記事で!
木製家具を塗装するならDIYで!上手な塗り方のコツとは?
木製家具の塗装は、長年使用するにつれて徐々にはがれてしまいます。そんなときは、古い塗装をはがしてニスを塗装してみましょう。木製家具がまるで新品のようによみがえりますよ!ここでは、ダイニングテーブルの塗装を例にして、木製家具の塗装方法をご紹介します。ダイニングテーブルの塗り替えに挑戦!
Step1. オービタルサンダーで塗装剥がし
ダイニングテーブルの塗装剥がしはサンドペーパーでもできますが、テーブルなどの大型家具は面積が広く、時間がかかってしまうのがネックです。スピーディーに塗装を剥がすなら、オービタルサンダーの使用がおすすめです!塗装剥がしは2回に分けて行いましょう。1回目は#150など粗めのサンドペーパーで大まかに剥がし、2回目は#240など目の細かいサンドペーパーを使用して、最初に剥がし切れなかった塗装を剥がしていきます。装剥がし終わったら、ウエスで拭いてテーブル表面の汚れを取っておきます。
・回転数:12,000(回転/分)
・パッド寸法:90×187mm
・電源:AC100V
・消費電力:150W
・内容:本体、布ヤスリ×6(#60、#120、#240 各2)
紙ヤスリはサンダー自体に付属してくるので、布ヤスリもセットにされたこちらを購入して正解でした。使用し始めたばかりなので、布ヤスリがどれほどの耐久性があるのかわかりませんが、迷っているならば、こちらを購入するのがいいと思います。
出典: Amazon
Step2. コテバケを使ってニスを塗る
ダイニングテーブルをニスで塗装します。刷毛は、幅の広いコテバケを利用すると効率よく作業が行えます。ポイントは薄く塗ること。それによって塗りあがりのムラができにくくなります。・容量:130ml
・カラー:オールナット
・塗り面積:約1.4平方メートル/畳約0.9枚分
・乾燥時間:気温20℃ 約90分
・うすめ液:水(原液でも使用可能)
匂いもほとんどなく、屋内で手軽に作業が出来ました。壁に取り付ける木製棚の仕上げに使用。仕上がりの硬度も一週間以上乾かしたところ満足いくものでした。ただ、完全に乾いた後でもこのニスで仕上げた棚にプラ製品や表面加工でツルっとしたものを置くと、ちょっとくっつきます。当たり前のことなのかもしれないんですが、個人的には予想外でした。
出典: Amazon
・規格:155mm
DIYで、テーブルのニス塗りに使用しました。使いやすかったです。
出典: Amazon
Step3. オービタルサンダーで塗装を滑らかに
乾燥したら、オービタルサンダーで滑らかにしましょう。使用するサンドペーパーは#400がおすすめです。細かい目のサンドペーパーを使用することによって、塗装のムラをきれいに削り取ることができます。Step4. 塗装 → サンダーがけを繰り返す
「塗装剥がし」→「塗装」→「塗装ムラの削り取り」という流れで、ダイニングテーブルの塗装は完成しますが、よりきれいに仕上げたいなら、塗装のムラを削り取った後さらにニスを塗り重ね、再度ムラの削り取りを行いましょう。複数回にわたって「塗装」→「塗装ムラの削り取り」の作業を行うと、テーブルの表面がさらにきれいになります。屋外にある木材を塗装するには?
フェンスやラティスなど屋外の木製品は、直射日光や雨風にさらされたり、虫による被害に遭ったりして早く傷みがちです。長持ちさせるためには、木部に塗装できる屋外用塗料を利用するか、木材の腐食を進みにくくする防腐塗料を使用しましょう。防腐塗料は、腐食防止だけでなく、防虫・防かび成分が含まれている種類もあるのでおすすめです!防腐塗料や防水塗料については、こちらの記事で詳しく紹介しています!
屋外の木材塗装に!おすすめの塗料
取り扱いが手軽な「水性塗料」
・用途:屋内外の木部・鉄部・コンクリートなど
・容量:1.6L
・カラー:チョコレート
・塗り面積:11.2~16平方メートル/畳約8枚分
・乾燥時間:気温20℃ 約1時間/冬期 約2時間
・うすめ液:水
軒下の板に塗りました。築40年、西日を浴びているところは、凸凹していたり、荒れていたりしているが、シーラーを塗った後に刷毛で塗装。気温35度近かったようだが、塗料の伸びがよく非常に楽だった。ついでに、色あせた雨どいや竪樋にも、おまけで塗ってみたがかなりきれいに濡れた様子。このシリーズは、素人の作業でも、かなりきれいに見える仕上がりになる。
出典: Amazon
長持ちしやすい「油性塗料」で、木材をしっかり保護!
・用途:屋内外の木部・鉄部に
・容量:1.6L
・カラー:ライトカーキー
・塗り面積:約16平方メートル/畳約9枚分
・乾燥時間:夏(30℃)約1時間30分/冬(10℃)約3時間
・うすめ液:ペイントうすめ液
材料がそろい塗り替え終了です。チョウキング現象も収まり綺麗になりました。
出典: Amazon
木材がさらに長持ち!「木部保護の専用塗料」
・用途:ウッドデッキ、ログハウスなど屋外の木部に使用
・容量:3.2L
・カラー:ウォルナット
・塗り面積:16~22.7平方メートル/畳約10~14枚分(2回塗り標準面積)
・うすめ方:うすめずに使用
・乾燥時間:気温20℃ 約8時間/冬期 約12時間
防虫・防腐・防かび効果!手軽に取り扱える「水性キシラデコール」
・用途:ウッドデッキ、ラティスなど屋外の木部に
・容量:1.6L
・カラー:チーク
・塗り面積:6.4~9.6平方メートル(2回塗り)
・塗り重ね乾燥時間:気温20℃ 4時間以上
・乾燥時間:24時間以上/低温・多湿時 3日以上
いままで油性のキシラデは使ってきましたが、水性は初めて使いました。跳ねたり、垂らしたりしても簡単に落とすことができ、ブラシの洗浄なども水で濯ぐだけなので楽です。色合いも油性と比較して違和感ありません。あとは対候性ですが、こればかりは年月が経たないと比較評価できません。油性のキシラデほど持つとも思えませんが期待してます。
出典: Amazon
木目を生かした白い塗装で、ナチュラルな雰囲気に!
木目を生かした白い塗装は、ナチュラルなインテリアにもぴったり合う人気のカラーリング。ガーデニング用の棚など、一度はチャレンジしてみたいですよね。ここでは、水性ステインと水性ウレタンニスを使って白く塗装する方法をご紹介します。Step1. サンドペーパーをかけて下地づくり
塗装する前は、サンドペーパーをかけることが基本ですが、木目を活かす場合は、#400のサンドペーパーなど、目の細かいサンドペーパーを使用しましょう。また、ペーパーがけは木目に沿って行うこと。粗めのサンドペーパーを使用したり、木目と違う向きでペーパーがけを行ったりすると、木目が削れてしまう原因になるので注意しましょう。Step2. 白の水性ステインを塗装する
サンドペーパーをかけたら、白の水性ステインを塗付します。刷毛は木材の幅に応じたものを使用しましょう。木目を生かすためには、全体的に薄めに塗装することと、木目に沿って塗ることが基本です。塗り終わったらしばらく置いて、塗料が乾燥したら2回目の塗装を行います。Step3. 透明の水性ウレタンニスで塗装する
水性ステインが乾燥したら、透明の水性ウレタンニスで塗装します。塗り方は水性ステインと同様に、木目に沿って全体的に薄めに塗付します。木目を活かすことを意識しながら塗っていきましょう。Step4. サンドペーパーを軽くかける
水性ニスが乾燥したら、サンドペーパーをかけます。薄めに塗装したとしても、若干ながら凹凸ができる場合があるためです。使用するサンドペーパーは#400の耐水ペーパーがおすすめ。塗装がはがれないように軽めに、塗料の凹凸を平らにするイメージでサンドペーパーをかけましょう。Step5. 2回目のニス塗装をして、仕上げにサンドペーパーをかければ完成!
サンドペーパーをかけ終わったら、2回目のニス塗装をします。1回目と同様に薄めの塗装を心がけましょう。塗り終わったら完全に乾燥させ、再度サンドペーパーをかければ完成!木目を生かすには、サンドペーパーがけをていねいに行うことがポイントです。木材をきれいにスプレー塗装するには?
木材の塗装には、スプレー塗料を使う方法もあります。スプレー塗装は素材に吹き付けるだけと手軽で、ハケなどでは塗りにくい細かい場所を塗るのにも適しています。ここではスプレー塗料を使用して、木材をきれいに塗装する方法をご紹介します。
塗装前にはサンドペーパーをかけて、下地をきれいにする
きれいにスプレー塗装をするためには、事前にサンドペーパーをかけておきましょう。木材表面の汚れを落とせるだけでなく、サンドペーパーをかけることによって塗料が付着しやすくなります。木材の表面ががさついている場合は#150など粗めのサンドペーパーを、木目を活かす場合は#400など目の細かいサンドペーパーを使用しましょう。
・サイズ:228×93mm
・内容:12枚セット(#80、#150、#240、#400各3枚)
・枚数:各番手とも3枚、計12枚
・仕様:電動サンダーに取付け可能
取り急ぎ必要なので購入しました。木工用としては十分です。日本製にも安心して使用できるところが良いです。サンダーは使用していませんが、耐久性も文句はありません。
出典: Amazon
木目に沿って、一定のペースで塗装する
木材にスプレー塗装をする場合は、スプレーを木材から30cm程度離し、木目に沿って缶を一定のペースで動かしながら塗装しましょう。1度に塗装しようとせず、2~3回に分けて端から端までスプレーを行ったり来たりさせながら、薄めに塗装するときれいに着色しやすくなります。しっとりとしたつやで高級感のある黒色に
・用途:屋内外木部、鉄部などの塗装に
・容量:300ml
・カラー:ブラック
・塗り面積:約1.0~1.5平方メートル/畳約0.6~1枚分
・乾燥時間:気温20℃ 約30分/冬期 約60分
耐候性・耐久性に優れたアクリルシリコン樹脂
・容量:420ml
・カラー:ダークブラウン
・塗り面積:0.9~1.4平方メートル/タタミ約0.7枚分
・乾燥時間:気温20℃ 約30分/冬期 約1時間
普通に使えました。色にも満足です。換気は十分にして下さい^_−☆
出典: Amazon
においが少ない速乾タイプ
・容量:300ml
・カラー:ホワイト
・塗り面積:約0.7~1.2平方メートル/畳2分の1枚(2回塗り)
・乾燥時間:夏期 約20~30分/冬期 約40~60分
使いやすい。色もちょうどいいし、垂れもなく水性だからきれいに塗れます。
出典: Amazon