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遮熱シートにはこんな効果が!
遮熱シートは「輻射熱(ふくしゃねつ)」を遮る働きをします。輻射熱とは、地面からの照り返しや建物から出る熱のことです。アルミなどの素材でてきた遮熱シートは、輻射熱を跳ね返すため、外からの熱を室内や車内に通しません。その結果、エアコンの効きも良くなり、電気代の節約にもつながります。遮熱シートと断熱シートの違い
遮熱シートと似ているものに断熱シートがありますが、遮熱と断熱、その働きは違うのでしょうか?遮熱シートの働き
暑い日に室内の気温が上がるのは、太陽光の輻射熱で建物が熱くなり、室内にも熱が伝わってくるからです。遮熱シートは、太陽光を反射させて太陽熱が室内に入らないようにします。断熱シートの働き
断熱シートは、壁の中を伝わる熱の量を小さくする働きがあり、冬の寒い日に外に熱を逃さない役割を果たします。太陽の光を通さない不透明な壁や屋根などでは、断熱シートも遮熱機能を発揮します。光は熱になって伝わるため、断熱材があれば壁から室内まで熱が入らないからです。遮熱シートの種類
遮熱シートには用途や貼り付け方による違いがあります。用途の異なるものを買ってしまい、使えないなんてことも。貼り付け方法にも気を付けないと、掃除の手間が増える可能性があります。そんなことを避けるためにも、遮熱シートの種類を解説するので、基礎知識をしっかり学んでおきましょう。窓用と壁用
遮熱シートには窓用のものと壁用のものがあります。窓用は、買ったら自分で取り付けられるものがほとんどです。家の窓に合ったものを選びましょう。すりガラスや網入りガラスには対応していないものもあります。一方、壁用の遮熱シートは専門業者による施工が必要になるでしょう。外壁と内壁の間に設置するものなので、素人が行うのは難しいです。壁用の遮熱シートの特徴を知っておくと、注文がスムーズにできますよ。
フィルムタイプか粘着タイプか
窓用の遮熱シートにはフィルムタイプと粘着タイプがあります。フィルムタイプは、窓ガラスに霧吹きなどで水を付けてから、シートを貼るタイプです。専用の霧吹きと接着水が同梱されている商品もあります。粘着タイプは、シート自体に粘着剤が塗られているものです。窓ガラスをきれいに掃除してから、乾いた状態で、シートを貼り付けます。手軽ですが、剥がしたときに粘着剤の跡が残るかもしれないことは覚えておきましょう。遮熱シートの選び方
いざ遮熱シートを買おうと思っても、どれを選んだらいいか迷いますよね。ここでは遮熱シートの選ぶ5つの基準を解説していきます。どの基準も、購入前にサッと確認できるものばかりです。しっかり準備して、後悔のない買い物をしましょう。遮熱シートを貼りたい場所を確認
窓ガラスによっては、遮熱シートを貼り付けられないものもあります。表面が凹凸になっているものは、シートとガラスの間に空気が入ってしまい、うまく貼り付けられません。網入りガラスにシートを貼ると、ガラスの中のワイヤーとガラスの間に温度差ができ、ガラスが割れてしまう危険性もあります。対応している遮熱シートかどうか確認してから貼りましょう。遮熱シートの種類を確認
遮熱シートの種類を確認しましょう。先述した通り、遮熱シートには窓用と壁用があります。種類をよく見て、自分に必要な方を購入しましょう。ご家庭の窓に合った取り付け方法のフィルムを選ばないと、取り付けられないなんてこともあります。壁用は外壁と内壁の間に入れて使うもののため、素人に設置は難しいでしょう。使いたい窓のサイズを確認!
窓ガラスのサイズの確認も必要です。少し大きめのサイズをサイズを買うのがおすすめです。シートを自分で切って、サイズを調節できます。サイズが合わず、剥がすことになると、シートにシワができ、貼り直しが困難になることも。購入サイトで窓のサイズを入力すると、自動でシートの寸法を算出してくれる製品もありますよ。デザインも豊富!こだわっても◎
お部屋の雰囲気に合わせた遮熱シートを選ぶのもいいでしょう。目隠しを優先する場合は、すりガラス仕様のものが最適です。ステンドグラスやプリズムのようなデザインのものは、光の反射や色を楽しめます。遮熱部がボーダー柄になっているものを選べば、適度に光を取り込むこともできますよ。貼り付け方法も確認しておこう
先述した貼り付け方も重要なポイントです。水で貼り付けるタイプは、少し手間がかかりますが、何度も貼り直しができます。夏だけシートを付けたい場合にはこちらが向いているでしょう。粘着タイプは準備が少ない分、貼り付けた跡が残る可能性があります。粘着力が弱くなると剥がれることも。賃貸にお住まいの場合は、避けたほうが無難かもしれません。窓用おすすめ遮熱シート10選
外からの光で虹色に光る!アンティークガラス風のフィルム
・サイズ:90×200cm
・タイプ:フィルム
浴室ではなく、1階リビングの大窓に貼りました。外から見られることなく、紫外線以外の光だけを取り込んでとても明るいです。単調でない表面のデザインと色合い、ほど良い光沢がとても気に入りました。カーテンを閉じて薄暗かったリビングが一気に明るく豪華になり、とても嬉しいです。
出典: Amazon
室内の明るさをキープしながら遮熱する透明フィルム
・サイズ:幅92cm×(10cm単位の計り売り)
・タイプ:粘着
張る際に、中性洗剤を入れた水を十分に窓に吹き掛けながら張るのですが、同時に裏のフィルムを剥がすことが難しいところと思います。
スキージーで十分水を押し出すは勿論ですが、張り終えたフィルムと窓の隙間に閉じ込められている水は、日が経つに従い、蒸発して無くなっていきます。
夜になると、フィルムに室内の像が写り、外の風景は見られにくくなります。
昼間の透明度は、問題ございません。
出典: 楽天市場
外からの視線を遮る効果も!使わないときは剥がして収納可能
・サイズ:100×200cm
・タイプ:マジックテープ
わが家にはトップライト(天窓)があるのですが、
冬は暖かかく快適なのですが、気温が25度以上になると非常に暑く困っておりました。
遮熱とUVカット、簡単に取り付けできて
サイズも自分でカットできるというクールマット
半信半疑で取り付けてみました。
凄いです!!
取り付け後の室内の気温の上昇が断然違います。
それほど暗くならず、明るさも丁度良くとても気にいりました。(寒くなったら簡単に取り外せるのも良い)
ネットなので、見た目は少し悪いのかもしれませんが、
電気代の節約になるのではと、今から期待してます。
出典: Amazon
人気の3Mウィンドウフィルム!遮熱のほか防犯防止にも
・サイズ:幅127cm×(10cmまたは100cm単位の計り売り)
・タイプ:フィルム
目隠し度と採光度に合わせて10種類の柄から選べる
・サイズ:幅90cm×(1m単位切り売り)
・タイプ:フィルム
貼り方簡単で、一人で出来ました。約90×90を2か所貼りました。フィルムにも霧吹きをするよう書いてありましたが、窓に多めに霧吹きすれば、綺麗にくっつきます。しかも何度も貼りなおせるの嬉しい点。おまけの貼り付け補助用品が届く事をすっかり忘れて、無い状態で貼り付け作業しましたが、利用した方が綺麗に空気抜きができます。わざわざ別送して下さり、有難がった。あと、ステンレスの定規があると、良いと思います。
出典: Yahoo!ショッピング
マジックミラー仕様なので、外からの視線が気にならない
・サイズ:90×200cm
・タイプ:静電吸着
色々と探しましたがこの商品が最安でサイズが合いました。貼るのもそれほど難しくはありません。カーフィルムに比べると厚手で気泡が目立たないので貼りやすいです。シルバーを購入しましたが、目隠し効果も十分で高級感も出ます。
またクーポンセールを行ってくれたらリピします。
出典: Yahoo!ショッピング
0.01平米ごとに購入可能
・サイズ:0.01平米〜
・タイプ:フィルム
初めての作業でしたが、説明書どおりに作業をしたら、きれいに取り付ける事ができました。
2人で作業をした方がきれいに取り付ける事ができると思います。
出典: Yahoo!ショッピング
メッシュ生地で外から見えない
・サイズ:90×180cm
・タイプ:粘着
商品はとても良いです。
説明の通り中からは見えやすく外からは見にくい。
ただ貼るにはコツというか一人では難しいと思いました。
商品の特性上(メッシュ)、一箇所を引っ張ると歪んでしまうので
二人で協力しないといびつに張り付きます。
テープを使い片側を固定して貼り付けると何とか一人でも上手く出来ました。
出典: Yahoo!ショッピング
張替え目安は7年
・サイズ:92×180cm
・タイプ:フィルム
凹凸ガラス、網入りガラスにも貼れる
・サイズ:Mサイズ/92×90cm
・タイプ:フィルム
窓用の遮熱シートを比較
商品 | サイズ(cm) | タイプ |
CottonColors 3D窓用フィルム | 90×200 | フィルム |
サンゲツ 遮熱フィルム | 92×(10cm単位の計り売り) | 粘着 |
セキスイ 遮熱クールネット | 100×200 | マジックテープ |
3M スコッチティント ウィンドウフィルム | 127×(10cmまたは100cm単位の計り売り) | フィルム |
remecle 水だけで貼れるガラスフィルム | 90×(1m単位切り売り) | フィルム |
パナシールド 窓ガラスフィルム | 90×200 | 静電吸着 |
DIY Helper RS35M | 0.01平米〜 | フィルム |
遮光・遮熱メッシュ | 90×180 | 粘着 |
簡単に貼れて剥がせる窓ガラス用透明遮熱シート ゼロシート | 92×180 | フィルム |
凸凹ガラス用 遮熱シート UVカット | Mサイズ/92×90 | フィルム |
壁用おすすめ遮熱シート5選
コシがあるハードタイプ
・サイズ:1,000×50,000mm
冷房効率もアップ
・サイズ:1×50m
透湿・防水機能が結露を防ぐ
・サイズ:1×25m
2枚の多孔質シートが輻射熱を遮断
・サイズ:1,200×42,000×8mm
無数のアルミ粒子で熱線をシャットアウト
・サイズ:1,000×250mm
壁用の遮熱シートを比較
商品 | サイズ(mm) |
遮熱透湿防水シート ABSS ハードタイプ | 1,000×50,000 |
遮熱エアテックスBM-1 | 1,000×50,000 |
遮熱・透湿・防水シート | 1,000×25,000 |
酒井化学工業 ラミパックSD-W | 1,200×42,000×8 |
エムエフ株式会社 遮熱シットール | 1,000×250 |
遮熱シート施工を業者に依頼するには?
遮熱シートの取り付けは、遮熱シートのメーカーに依頼するか、近所の工務店などで相談するといいでしょう。屋根の施工費用の目安は次の通りです。工事の方法などは条件次第で異なるため、詳しくは見積もりを依頼してください。・遮熱塗装:3,000~5,000円/1平方メートル(施工費込み)
・遮熱機能つき屋根:10,000~13,000円/1平方メートル(施工費込み)
・遮熱シート:500~800円/1平方メートル(材料費のみ)
ケーエス産業「サーモバリア」
インターナショナル プライオリティプロジェクツ「施工に関して」