目次
ここでは各メーカーのチップソー切断機を厳選してご紹介。自分に合った切断機を探してみましょう!
チップソー切断機(チップソーカッター)とは?
チップソー切断機とは、チップソーという円形状の刃を取り付けて、素材を切断する低速型切断機です。刃として取り付けられる超硬チップソーには、熱に強い希少金属であるタングステンが使用されています。丸のことの違いは?
チップソー切断機と丸のこは形状が似ているため間違える方が多いですが、切断するものや本体に使われている素材は全くの別物。木材を切断する丸のこに対し、鉄鋼を切断するチップソー切断機は、切る時に発生する大量の摩擦熱に耐えられるよう耐熱性を持った素材が本体に使われています。
また、摩擦を抑えるために丸のこよりも回転数が低いのも特徴です。
種類
電源式
チップソー切断機は電動式と充電式に分かれます。電源式は、コードをつなげた状態で使用するので、コンセントのあるところでなければ使用できません。しかし、電力を直接機械に通すため、切断能力が充電式よりも高いというメリットがあります。
充電式
充電式はバッテリーを充電して使用するタイプのもので、持ち運びに便利。工事現場やコンセントのない作業場などにも手軽に持っていけます。電池切れの心配があるので、連続使用時間はきちんと確認しましょう。
チップソー切断機の選び方
形状の違いで選ぶ
チップソー切断機の形状は大きく分けて3つ。それぞれの違いやメリットを紹介します。持ち運ぶことが多いならハンディ型、安定感と切断速度の速さを重視するなら定置型など、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
ハンディ型
丸のこと似た形状をしたハンディ型は、持ち運びに便利で手軽に作業を行えるのが特徴。荒れた作業現場ではコードが引っかかってしまう危険性があるので、なるべくコードレスを選ぶのがおすすめ。ハンディ型は、機械を鉄鋼に押し付けながら切断します。定置型
机に置いたまま作業ができる定置型は、抜群の安定感と切断速度の速さが特徴。鉄鋼を受け板にセットし、上から刃を降ろして切断するので、安定した作業ができ事故の可能性も低いです。ななめにカットしたい場合もきちんと固定しながら切断するので、安全かつ失敗もしにくいですよ。ハンディ&定置の2WAY
本体とスタンドが着脱できるこちらのタイプは、使用シーンに合わせてハンディ型と定置型の使い分けが可能。「1台2役」の製品は、活躍の幅も広いですよ。切り込みの深さで選ぶ
「切り込みの深さ=カットできる鉄鋼の厚さ」となります。まずは切りたい鉄鋼の厚さを測って、その厚さ以上の切り込みができる製品を選びましょう。刃物径の大きさで選ぶ
刃物径とはチップソーの直径(外径)のことを指します。刃物径が大きいほど切断パワーが上がるので、大きめの素材をカットしたい場合は刃物径の大きい切断機を選ぶのがおすすめです。電動工具の最大手!マキタのおすすめチップソー切断機5選
ハンディ型(電源式)
マキタ 4130N
・最大切込み深さ:63mm
・刃物径:185mm
・コードの長さ:5m
・消費電力:1330W
・重量:4.5kg
ハンディ型(充電式)
マキタ CS540DRF
・最大切込み深さ:45mm
・ボルト数:14.4V
・刃物径:125mm
・重量:2.5kg
マキタ CS553DRG
・最大切込み深さ:57.5mm
・ボルト数:18V
・刃物径:150mm
・重量:3kg
定置型(電源式)
マキタ LC1200
・最大切込み深さ:115mm
・刃物径:305mm
・コードの長さ:5m
・消費電力:1430W
・重量:17kg
主にガス配管工事の鋼管の切断に使用してます。切断スピードも早く本体も小型なので気軽に使えていいです。
出典: Amazon
定置型(充電式)
マキタ LC540DRF
・切断能力:30~40mm
・ボルト数:14.4V
・刃物径:125mm
・重量:5.5kg
【スペック比較表】マキタ
商品名 | 種類 | 形状 | 最大切込み深さ | 刃物径 | 重量 | ボルト数 | 消費電力 | コードの長さ |
1. 4130N | 電源式 | ハンディ型 | 63mm | 185mm | 4.5kg | – | 1330W | 5m |
2. CS540DRF | 充電式 | ハンディ型 | 45mm | 125mm | 2.5kg | 14.4V | – | – |
3. CS553DRG | 充電式 | ハンディ型 | 57.5mm | 150mm | 3kg | 18V | – | – |
4. LC1200 | 電源式 | 定置型 | 115mm | 305mm | 17kg | – | 1430W | 5m |
5. LC540DRF | 充電式 | 定置型 | 30~40mm | 125mm | 5.5kg | 14.4V | – | – |
老舗の安心感!HiKOKIのおすすめチップソー切断機4選
ハンディ型(電源式)
HiKOKI CD7SA
・切断能力:60~60.5mm
・刃物径:180~185mm
・コードの長さ:5m
・消費電力:1330W
・重量:4kg
資材に挟まれてしまうと止まってしまうこともありますが、それは自分の使い方の問題でこれ自体は凄く便利!どんどん切ってくれます!
作業効率かなりアップです。
出典: Amazon
ハンディ型(充電式)
HiKOKI CD18DBL
・最大切込み深さ:46mm
・ボルト数:18V
・刃物径:110~125mm
・重量:2.6kg
いままでパナソニックのパワーカッターを使っていたが壊れて、ほかの電動工具が日立の18Vだったため買い替え。とっても使いやすいし軽い!
出典: Amazon
定置型(電源式)
HiKOKI CD12F
・最大切断能力:115mm
・刃物径:305mm
・コードの長さ:4m
・消費電力:1450W
・重量:19kg
ハンディ&定置型(充電式)
HiKOKI CD14DFL
・切断能力:30~40mm
・ボルト数:14.4V
・刃物径:125mm
・重量:6.3kg
【スペック比較表】HiKOKI(旧日立工機)
商品名 | 種類 | 形状 | 最大切込み深さ | 刃物径 | 質量 | ボルト数 | 消費電力 | コードの長さ |
1. CD7SA | 電源式 | ハンディ型 | 60~60.5mm | 180~185mm | 4kg | – | 1330W | 5m |
2. CD18DBL | 充電式 | ハンディ型 | 46mm | 110~125mm | 2.6kg | 18V | – | – |
3. CD12F | 電源式 | 定置型 | 115mm | 305mm | 19kg | – | 1450W | 4m |
4. CD14DFL | 充電式 | ハンディ&定置型 | 30~40mm | 125mm | 6.3kg | 14.4V | – | – |
手頃な価格が魅力!高儀のおすすめチップソー切断機
定置型(電源式)
高儀 EARTH MAN CS-180TA
・切断能力:50~100mm
・刃物径:180mm
・コードの長さ:2m
・消費電力:800W
・重量:5kg
昔の山真のチップソーと似ていますね。音はDIY用ならではの音です。 笑
切れ味はふつうに切れます。定格運転は30分ですので、バンバン切断する場合は注意が必要です。
電気工事などに使う分には十分です。固定も普通にできます。
出典: Amazon
新興製作所の多種材チップソー切断機もおすすめ!
定置型(電源式)
新興製作所 MTC-190
・切断能力:20~85mm
・刃物径:190mm
・コードの長さ:1.8m
・消費電力:600W
・重量:5.3kg
我が家のDIYで、木材加工・鉄管パイプ・アング加工まで使用頻度の高い電動工具です。切れ味も木材~鉄材に関係無く良く切れます。大変満足してます
出典: Amazon
コストを押さえたいなら中古品もおすすめ!
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