農業・ガーデニング・園芸・家庭菜園マガジン[AGRI PICK] > DIY > 【各メーカー品を厳選】おすすめチップソー切断機11選!マキタ・日立・高儀など

【各メーカー品を厳選】おすすめチップソー切断機11選!マキタ・日立・高儀など


火花が少なく切断が早い・切断時の音が少ないなど様々な利点を持つチップソーカッターは、工事現場やDIYで大活躍。ここでは、マキタや日立、新興製作所など各メーカーのおすすめチップソー切断機をご紹介。鉄工用・木材用・ステンレス製など製品の特徴を記したスペック比較表も。
  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • Pocket
  • Feedly


鉄鋼などを切断する際に使われるチップソー切断機。電動工具の大手である「マキタ」や「HiKOKI(旧日立工機)」「高儀」などの各メーカーがユーザーの用途に合わせたチップソー切断機を開発・製造しています。
ここでは各メーカーのチップソー切断機を厳選してご紹介。自分に合った切断機を探してみましょう!

チップソー切断機(チップソーカッター)とは?

チップソー切断機とは、チップソーという円形状の刃を取り付けて、素材を切断する低速型切断機です。刃として取り付けられる超硬チップソーには、熱に強い希少金属であるタングステンが使用されています。

丸のことの違いは?

出典:PIXTA
チップソー切断機と丸のこは形状が似ているため間違える方が多いですが、切断するものや本体に使われている素材は全くの別物。
木材を切断する丸のこに対し、鉄鋼を切断するチップソー切断機は、切る時に発生する大量の摩擦熱に耐えられるよう耐熱性を持った素材が本体に使われています。
また、摩擦を抑えるために丸のこよりも回転数が低いのも特徴です。

種類

電源式

チップソー切断機は電動式と充電式に分かれます。
電源式は、コードをつなげた状態で使用するので、コンセントのあるところでなければ使用できません。しかし、電力を直接機械に通すため、切断能力が充電式よりも高いというメリットがあります。

 

充電式

充電式はバッテリーを充電して使用するタイプのもので、持ち運びに便利。工事現場やコンセントのない作業場などにも手軽に持っていけます。
電池切れの心配があるので、連続使用時間はきちんと確認しましょう。

チップソー切断機の選び方

形状の違いで選ぶ

チップソー切断機の形状は大きく分けて3つ。それぞれの違いやメリットを紹介します。
持ち運ぶことが多いならハンディ型、安定感と切断速度の速さを重視するなら定置型など、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。

 

ハンディ型

丸のこと似た形状をしたハンディ型は、持ち運びに便利で手軽に作業を行えるのが特徴。荒れた作業現場ではコードが引っかかってしまう危険性があるので、なるべくコードレスを選ぶのがおすすめ。ハンディ型は、機械を鉄鋼に押し付けながら切断します。

 

定置型

机に置いたまま作業ができる定置型は、抜群の安定感と切断速度の速さが特徴。鉄鋼を受け板にセットし、上から刃を降ろして切断するので、安定した作業ができ事故の可能性も低いです。ななめにカットしたい場合もきちんと固定しながら切断するので、安全かつ失敗もしにくいですよ。

 

ハンディ&定置の2WAY

本体とスタンドが着脱できるこちらのタイプは、使用シーンに合わせてハンディ型と定置型の使い分けが可能。「1台2役」の製品は、活躍の幅も広いですよ。

切り込みの深さで選ぶ

「切り込みの深さ=カットできる鉄鋼の厚さ」となります。まずは切りたい鉄鋼の厚さを測って、その厚さ以上の切り込みができる製品を選びましょう。

刃物径の大きさで選ぶ

出典:PIXTA
刃物径とはチップソーの直径(外径)のことを指します。刃物径が大きいほど切断パワーが上がるので、大きめの素材をカットしたい場合は刃物径の大きい切断機を選ぶのがおすすめです。

電動工具の最大手!マキタのおすすめチップソー切断機5選

ハンディ型(電源式)

マキタ 4130N

ITEM
マキタ 4130N 185mm
コンセントにつなげて直接電力を取るので、充電式のものに比べてハイパワー。最大切り込み深さや刃物径も充電式のものに比べて大きいのが特徴です。

・最大切込み深さ:63mm
・刃物径:185mm
・コードの長さ:5m
・消費電力:1330W
・重量:4.5kg

ハンディ型(充電式)

マキタ CS540DRF

ITEM
マキタ CS540DRF 125mm
先程ご紹介した4130Nの充電式バージョン。充電式でコードがないため、持ち運びに便利です。切粉が飛散しないダストボックスや、暗い場所でも作業がしやすいLEDライト付き。

・最大切込み深さ:45mm
・ボルト数:14.4V
・刃物径:125mm
・重量:2.5kg



 

マキタ CS553DRG

ITEM
マキタ CS553DRG 150mm
ハンディ型チップソー切断機の最新機種。ボルト数は18Vなので、S540DRFと比較してパワーが強く刃物径や切り込み深さもあります。実用充電時間も27分と充電器の性能もパワーアップ。

・最大切込み深さ:57.5mm
・ボルト数:18V
・刃物径:150mm
・重量:3kg

定置型(電源式)

マキタ LC1200

ITEM
マキタ LC1200 305mm
鉄鋼材を固定して上から切断する据え置き型は、安定感が高いため大きめの鉄鋼材をカットするのに向いています。斜めにカットしたい場合でもしっかりと固定しながら切断できるので、仕上がりも安定しますよ。

・最大切込み深さ:115mm
・刃物径:305mm
・コードの長さ:5m
・消費電力:1430W
・重量:17kg

主にガス配管工事の鋼管の切断に使用してます。切断スピードも早く本体も小型なので気軽に使えていいです。


定置型(充電式)

マキタ LC540DRF

ITEM
マキタ LC540DRF 125mm
据え置き型の充電式切断機。リチウムイオンバッテリーを使っているので、充電式でありながらパワーが強く寿命も長いのが特徴です。

・切断能力:30~40mm
・ボルト数:14.4V
・刃物径:125mm
・重量:5.5kg

【スペック比較表】マキタ

商品名種類形状最大切込み深さ刃物径重量ボルト数消費電力コードの長さ
 1. 4130N 電源式 ハンディ型 63mm 185mm 4.5kg – 1330W 5m
 2. CS540DRF 充電式 ハンディ型 45mm 125mm 2.5kg 14.4V – –
 3. CS553DRG 充電式 ハンディ型 57.5mm 150mm 3kg 18V – –
 4. LC1200 電源式 定置型 115mm 305mm 17kg – 1430W 5m
 5. LC540DRF 充電式 定置型 30~40mm 125mm 5.5kg 14.4V – –

老舗の安心感!HiKOKIのおすすめチップソー切断機4選

ハンディ型(電源式)

HiKOKI CD7SA

ITEM
HiKOKI CD7SA 180~185mm
ハンディタイプの電源式チップソー切断機。切り込み深さがワンタッチで調整できる機能や、手元を照らすLEDライトが付いており、操作性や安全性も抜群です。

・切断能力:60~60.5mm
・刃物径:180~185mm
・コードの長さ:5m
・消費電力:1330W
・重量:4kg

資材に挟まれてしまうと止まってしまうこともありますが、それは自分の使い方の問題でこれ自体は凄く便利!どんどん切ってくれます!
作業効率かなりアップです。


ハンディ型(充電式)

HiKOKI CD18DBL

ITEM
HiKOKI CD18DBL
コードレスのハンディなので、荒れた作業場でもコードが絡まる心配なし。サイレントモード搭載で、作業時の騒音も気になりません。キックバック軽減システムで跳ね返りによる事故も防止。

・最大切込み深さ:46mm
・ボルト数:18V
・刃物径:110~125mm
・重量:2.6kg

いままでパナソニックのパワーカッターを使っていたが壊れて、ほかの電動工具が日立の18Vだったため買い替え。とっても使いやすいし軽い!


定置型(電源式)

HiKOKI CD12F

ITEM
HiKOKI CD12F
定置型のチップソー切断機。コンセントにつないで使用するタイプです。ハンディ型に比べて刃物径もあり安定感も強いので、大きめの鉄鋼材をカットするときに使用しましょう。

・最大切断能力:115mm
・刃物径:305mm
・コードの長さ:4m
・消費電力:1450W
・重量:19kg


ハンディ&定置型(充電式)

HiKOKI CD14DFL

ITEM
HiKOKI CD14DFL
ハンディと定置の両方で使えるチップソー切断機。一度の充電で電線管を110本カットできる高い作業性能だけでなく、長寿命のリチウムイオンを使っているので機械の持ちもよいです。

・切断能力:30~40mm
・ボルト数:14.4V
・刃物径:125mm
・重量:6.3kg

【スペック比較表】HiKOKI(旧日立工機)

商品名種類形状最大切込み深さ刃物径質量ボルト数消費電力コードの長さ
 1. CD7SA 電源式 ハンディ型 60~60.5mm 180~185mm 4kg – 1330W 5m
 2. CD18DBL 充電式 ハンディ型 46mm 110~125mm 2.6kg 18V – –
 3. CD12F 電源式 定置型 115mm 305mm 19kg – 1450W 4m
 4. CD14DFL 充電式 ハンディ&定置型 30~40mm 125mm 6.3kg 14.4V – –

手頃な価格が魅力!高儀のおすすめチップソー切断機

定置型(電源式)

高儀 EARTH MAN CS-180TA

ITEM
高儀 EARTH MAN CS-180TA
高儀のチップソー切断機は、他メーカーと比較して安価ですがスペックは引けを取りません。ホームセンターにもあるので手に入りやすく、プロユースはもちろん日曜大工での使用にも適します。

・切断能力:50~100mm
・刃物径:180mm
・コードの長さ:2m
・消費電力:800W
・重量:5kg

昔の山真のチップソーと似ていますね。音はDIY用ならではの音です。 笑
切れ味はふつうに切れます。定格運転は30分ですので、バンバン切断する場合は注意が必要です。 
電気工事などに使う分には十分です。固定も普通にできます。


新興製作所の多種材チップソー切断機もおすすめ!

定置型(電源式)

新興製作所 MTC-190

ITEM
新興製作所 MTC-190
新興製作所のチップソー切断機は、鉄だけでなく木材やアルミ、塩ビ、ステンレスなどもカットできる汎用性の高さが魅力です。

・切断能力:20~85mm
・刃物径:190mm
・コードの長さ:1.8m
・消費電力:600W
・重量:5.3kg

我が家のDIYで、木材加工・鉄管パイプ・アング加工まで使用頻度の高い電動工具です。切れ味も木材~鉄材に関係無く良く切れます。大変満足してます


コストを押さえたいなら中古品もおすすめ!

出典:写真AC
日本最大のオークションサイト「ヤフオク!」では、チップソー切断機を安く購入できます。新品同様の未使用品が手に取りやすい価格で出品されていることもあるので、一度覗いてみるのもおすすめですよ。

「ヤフオク!」はこちら

チップソー切断機は用途に合ったものを選ぼう!

チップソー切断機は、用途によって持ち運びに便利なハンディ型か、安定感のある据え置き型に分かれます。また、コンセントにつなぐ電源式か、バッテリー充電式かで切断できる鉄鋼サイズに違いがあるので、使用用途を明確にしてから自分に合った製品を選ぶのがおすすめです。

編集部おすすめ記事


紹介されたアイテム

マキタ 4130N 185mm
マキタ CS540DRF 125mm
マキタ CS553DRG 150mm
マキタ LC1200 305mm
マキタ LC540DRF 125mm
HiKOKI CD7SA 180~185…
HiKOKI CD18DBL
HiKOKI CD12F
HiKOKI CD14DFL
高儀 EARTH MAN CS-180T…
新興製作所 MTC-190

RELATED TAGS関連するタグ

RECOMMENDSおすすめ

SERIALIZATION連載

  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 収量アップの秘訣
この記事の筆者:
Nana

AGRI PICK編集部でライター業務を担当しています。プロ農家~家庭菜園初心者さんまで、幅広い方々に読んでもらえる記事を発信していきます!

育て方・病害虫を一発検索

農業・ガーデニング・園芸・家庭菜園マガジン[AGRI PICK] > DIY > 【各メーカー品を厳選】おすすめチップソー切断機11選!マキタ・日立・高儀など