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今回はおすすめの凍結防止剤と効果的な使い方についてご紹介します。
凍結防止剤があれば、突然の積雪も慌てない!
ここ数年の冬は、都心や関西でも突然の積雪で交通機関が乱れたりと、全国各地で雪に悩まされていますよね。普段雪が降らない地域では雪かきをする道具がなくてホームセンターに走ることもあるのではないでしょうか?
ここで活躍するのが、雪を解かし凍結を防いでくれる凍結防止剤です。凍結防止剤はネットでも購入できるし、常備しておけば寒波や冷え込みによる凍結にも備えられます。
凍結防止剤とはどんなもの?融雪剤との違いは?
冬の寒さによる凍結を防ぐ「凍結防止剤」。道路や玄関先、駐車場などにまいておくことで、車のスリップや歩行中の転倒事故を防ぐことができます。成分は主に塩化物。中でも塩化ナトリウムは融雪剤に通常使われる成分の塩化カルシウムよりも凝固点が高く、持続性があるため、雪が降る前にまくことで凍結防止に役立ちます。
塩化ナトリウムの他に、尿素タイプ、酢酸タイプなどの無塩タイプも最近増えているんです。
凍結防止剤の効果的な選び方、使い方
選び方
凍結防止剤には顆粒タイプ、液状タイプがあります。一般的なのは顆粒タイプで、液状タイプのアイテムよりもコスパが良いのが特徴です。選ぶときには凍結防止剤の成分を確認します。塩化物の凍結防止剤だと畑や庭などに植物が育たなくなってしまうので、畑や庭にまく場合には無塩の薬剤をチョイスするようにしましょう。
使い方
凍結防止剤をまくタイミングは、雪が降り積もる前です。天気予報で冷え込むと分かっている場合は、雪が積もる前に凍結防止剤を適量まいておきます。そうすることで着雪と路面の凍結を防ぐことができます。すでに雪が積もっている場合は、できるだけ雪かきして、その上からまくようにしましょう。【成分・形状別】おすすめ凍結防止剤12選
これさえあれば路面凍結は安心!
【酢酸ナトリウム】凍結防止剤
安全性の高い薬品で、塩素化合物に代わる凍結防止剤として実績がある商品です。塩化カルシウムに比べてコストアップになりますが、環境に優しい凍結防止剤として利用できます。
・内容量:25kg
・主成分:酢酸ナトリウム
・内容量:25kg
・主成分:酢酸ナトリウム
ペットを飼っているのでなるべく動植物の健康被害がないもので探しましたが、鉄部が腐食しにくいとの事も書いてあったので通常の凍結防止剤の2.5倍ほどの価格でしたが酢酸ナトリウムを購入しました。凍結防止の効果はあるのかもしれませんが、辺り一面とにかく酸っぱい匂いが漂います。
鉄部腐食や動植物及び土への影響を考える方で、価格及び酸っぱさが気にならなければ購入を考えても良いと思います。(価格面と匂いで星3つにさせていただきました。手はくれぐれもしっかりと洗ってください!降雪注意報が発報されたので(手には付かない様に気を付けたつもりなのですが...)朝撒いてから電車に乗ったら、私の手から酢の匂いが… 出典:Amazon
液体の凍結防止剤は雪上だけでなく屋内でも大活躍!
車の窓の凍結防止に
古河薬品工業 解氷スプレートリガー
車の窓の氷をすぐに解かす解氷スプレーです。早朝の冷え込みで凍ってしまいがちな車の窓。前が見えないと危険ですし、出発するまで時間が掛かってしまいますが、このスプレーで一気に氷を解かすことができます。また、撥水加工付きで再凍結防止の効果も!
・内容量:500ml
・内容量:500ml
雪が毎年降る山間部に近いところで住んでいます。
去年は雪が少なめでしたがそのぶん薄っすら凍ることも多い。
車に乗るときにまたお湯を取りに戻る事を思えば馬力のあるスプレー噴射で一気に氷が解けて尚且つワックス効果のような感じで水を弾く効果が数日持続します。
自宅にいる時より仕事場から帰る時、お湯なんて運べないので助かりました。また今年も買おうと思います。
出典: Amazon
撒くときに便利な散布機の種類もさまざま
手押し式 塩化カルシウム 散布機
手押し式の凍結防止剤散布機です。容量が27Lも入るので、一度のセットで広い範囲をまくことができます。
・容量:27L
・容量:27L
凍結防止剤、車への影響は?塩害はある?
凍結防止剤の散布前に注意しておきたいのが塩害です。凍結防止剤の成分は塩分であることが多いため、車の錆やコンクリートの侵食を促してしまうことがあります。自宅に塩化物の凍結防止剤をまく場合は、植物がない場所や鉄製品がない場所を選んでまくようにしましょう。また、近所に塩害をもたらさないよう注意して撒きましょう。万が一、凍結防止剤が車などの鉄製品に付いてしまったら、すぐに水で洗い流しましょう。
凍結防止剤の取り扱い注意点
塩化ナトリウムは主成分が塩なので、肌が弱い人は手袋をするなど直接触らないよう注意する必要があります。また、水と反応して熱を発するので、ぬれた手で触ったりするとやけどのような症状になってしまうことも。とにかく直接触らないことが一番です。また、保存する際には空気になるべく触れさせないように、きちんと密閉して保管することをおすすめします。空気に触れてしまうと反応が始まってしまい、まいたときにはもう反応が終わっていて、防止剤としてうまく機能しないかもしれないためです。
凍結防止剤を準備して、来る冬に備えよう!
凍結防止剤について、さまざまな種類や使い方、注意点などをご紹介しました。真冬の路面凍結は事故も引き起こす恐ろしいものですし、屋内でも水道管の凍結などの対策は不可欠です。うまく薬剤などを活用して、凍結しないように工夫して冬を乗り切りましょう。紹介されたアイテム
手押し式 塩化カルシウム 散布機
¥6,980 税込
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