おすすめ25選！「おいしい非常食」ランキング2022最新版

皆さん地震や台風など天災への備えは万全ですか？大規模な災害が起きると食品生産や流通がストップし、食料や飲料水が不足します。いつ自分が被災者になるかわからないからこそ、しっかりと備えておくことが重要です。今回は、非常食の選び方や災害時でもおいしく食べられるおすすめの食品をご紹介します。

非常食の選び方

首都直下型地震（東京・埼玉・千葉・神奈川）ではおよそ460万人が避難生活を送るといわれ、南海トラフ巨大地震では10県151市町村に被害が広がるといわれています。
地震が発生すると最初の3日間は人命救助が優先されるため、物資の配給は遅れがちに。
そんなときに活躍するのが、調理も簡単で栄養価の高い非常食。さまざまな種類が販売されているので自分に合ったお気に入りの食品を見つけましょう！

まずは必要な量を知ろう

災害時に備え、まずは食料と飲料水がどれくらいの量必要なのか、把握しておくことが大事です。
そこでおすすめなのが、東京海上日動がホームページで公開している「非常食簡易計算ツール」。普段買い置きしてある食料品と備蓄用の非常食の数、家族の人数を入力することで、現状の備えが何日分にあたるのかを算出することができます。
東京海上日動「非常食簡易計算ツール」
参考までに、単身者（大人1人）と、家族4人（大人2人、子ども2人）を例として、3日分必要な備蓄量の目安をツールで算出し、以下の表にまとめました。

必要な備蓄量の一例（3日分）

単身者	4人家族
・缶入りパン、おかゆ、アルファ米、缶詰、レトルト食品、フリーズドライ…各3個ずつ ・飲料水…9L	・缶入りパン、おかゆ、アルファ米、缶詰、レトルト食品、フリーズドライ…各12個ずつ ・飲料水…36L

※いずれも自宅に買い置きしている食料品と飲料水が無い状況で、3日分の必要量を算出。個人により必要量は変わります。
セットで手軽に必要量を確保！

発災日からの日数で食べられるものが変わる？

地震発生後は、大きく3つの時期に分けて非常食を準備する必要があります。刻々と状況が変化する中でどんな非常食を準備すべきか、さっそく見てみましょう。

1. 災害直後3日間

人命救助のリミットは72時間（3日間）。行政も災害後3日間は人命救助を優先させるため、物資の本格的な配給はそれ以降になると覚悟したほうが良いでしょう。まずは、72時間の壁を突破するまでの非常食と飲料水をストックしてください。
電気や水などが使えないことが想定される災害直後は、ビスケットや缶詰などそのまま食べられる非常食が役立ちます。

2. ライフラインが復活してから

インフラは、電気→水道→ガスの順番で復旧するといわれています。電気が復旧したら電子レンジや電気ポットなどが使えるようになるので、インスタント食品が食べられるように！カップ麺やお湯で戻すアルファ米などがあると、温かい食事がとれますよ。

3. 回復期間

被害の大きいところでは、インフラの復旧に時間が掛かるほか、当分のあいだは物資が届かないことも考えられます。
ずっと同じ非常食を食べていると、栄養が偏り健康被害が出るため、野菜をフリーズドライにしたスープなど必須栄養素を含んだ非常食がおすすめです。ほっと一息つける、甘いおやつもあるといいですね。

発災後・期間別おすすめの非常食例

発災後3日間	ライフライン復活後	回復期間
・ビスケット ・クラッカー ・缶詰類 ・バランス栄養系食品 ・飲料水	・カップ麺 ・アルファ米 ・レトルト食品	・乾麺類 ・無洗米 ・調味料セット

非常食の種類｜パンやご飯・缶詰・お菓子など

非常食と一口に言ってもその種類はさまざま。実際に購入する前に、非常食にはどのようなものがあるのかチェックしてみましょう。

缶詰

非常食の代表格である缶詰。種類も豊富で保存期間が長いのが特徴。災害時に不足しがちな肉や魚、フルーツなどもあるので備蓄食には最適です。

アルファ米（ご飯）

お米を炊き上げた後、乾燥させたアルファ米は、お湯か水を注ぐだけでおいしいご飯ができあがる非常食です。常温で5年間の保存が可能かつ、バラエティあふれる商品が登場しているのでいくつか常備しておくと安心。

乾パン・ビスケットなどのお菓子

乾パンやビスケットは非常食の定番。ほかにも、飴やグミ、ようかんなども手軽にエネルギー補給ができるうえ、賞味期間も長いのでおすすめです。

飲料水

人間の身体は60％が水分だといわれています。そのため1日に必要な水分量は1人あたり3Lです。「えっ、そんなに？」と驚きますが、災害時は食品から水分がとれないので、普段以上に意識して水分を補給するように心がけましょう。

備蓄に最適な「保存水」についてはこちらをチェック！

野菜

備蓄の盲点になりがちな野菜。野菜不足は便秘の原因にも。

用意しておきたい野菜の非常食についてはこちらをチェック！

おすすめ25選｜発災後の期間別 おいしい非常食ランキング

発災後の期間別においしい非常食をご紹介します。

「発災から3日分」のおすすめ非常食 ベスト10｜パン・缶詰・カレーなど

1位：本当に非常食!?人気のデニッシュパンが缶詰に！

2位：野菜不足が補える！栄養満点のスープセット

3位：お粥なら水分補給もできる！

4位：コスパよし！ご飯によく合う栄養満点のおかず缶セット

5位：ふんわり食感が楽しめる長期保存用パン

6位：おやつにしてもおいしい！賞味期限5年のビスケット

7位：発熱剤で熱々！カレールーとご飯がセットに

8位：「食べておいしい！備えて安心」のロングセラー商品

9位：最強の備蓄食品！長期保存が可能なカロリーメイト

10位：穀物やフルーツ・ナッツ類がバランスよくとれる

「ライフライン復活後」におすすめの非常食 ベスト5｜アルファ米・ラーメンなど

ライフライン復活後におすすめの非常食をご紹介します。

1位：12種類の味のアルファ米なら食べ飽きない！

2位：おいしい味噌汁で身体の芯から温まろう

3位：お湯を入れて3分！チャーハンや炊き込み五目も

4位：賞味期限は驚きの25年！

5位：災害時にもおいしいラーメンが食べられる！

回復期間におすすめの非常食 ベスト5｜ツナ缶・乾麺・調味料など

回復期間におすすめの非常食をご紹介します。

1位：簡単調理でコスパ最強

2位：和えるだけでおいしいパスタが完成

3位：栄養豊富なツナ缶は常備食の優等生

4位：料理に必要な調味料が詰まった便利セット

5位：そのままでもおいしいスパムでエネルギー補給

【番外編】あるとうれしい！長期保存できるお菓子 ベスト5｜ビスケット・お餅・ようかんなど

非常食にもおすすめの、長期保存できるお菓子をご紹介します。

1位：乳酸菌入りで栄養満点

2位：水に浸して1分！おいしいお餅が完成

3位：昔なつかしいドロップは災害用にもおすすめ

4位：SOYJOYも優秀な非常食！

5位：ベタづかず手軽に栄養補給できるようかん

避難所で使える！便利な調理器具

非常食と一緒に揃えておきたいのが、カトラリーセットや調理器具。特にカセットコンロとバーナーがあれば、煮たり焼いたりと調理をすることができるので、災害時でも温かい食事をとることができますよ。

カトラリー

4人分のカトラリーがセットに

ステンレスで清潔に使える

カセットコンロ・バーナー

カセットコンロでインフラ復旧までを乗り切ろう！

折りたたむと手のひらサイズに！超コンパクトバーナー

カセットガスボンベ

コンロとセットで常備して！

安心の日本製ボンベが48本

鍋類

ワンセットあれば調理に困る心配なし！

コンパクトに重ねて収納できる軽量5点セット

スーパー？通販？非常食の購入先

スーパーやホームセンター

一部のスーパーやホームセンターには、専用コーナーが設けられていることもあるなど、非常食の品ぞろえは充実しています。日常の買い物のついでに購入できるのも便利ですよね。
よく行くスーパーで缶詰や乾物、調味料などが安売りされていたら、まとめ買いして非常食用にストックしておくと良いでしょう。

ネット通販

非常食は、インターネットの通販で購入するのもおすすめです。種類も非常に豊富なので、さまざまな状況に備えた非常食を選ぶことができ、大量に買っても自宅まで届けてくれるので楽々。ネット専売の商品もあるので、一度通販サイトをのぞいてみることをおすすめします。

非常食は賞味期限切れに注意！

賞味期限・消費期限はこまめにチェック

非常食は「気がついたら賞味期限を大幅に過ぎていた！」という失敗が起こりがち。期限切れ防止には、紙に書いてリスト化したものを冷蔵庫などに貼る、期限管理の専用アプリを活用するなど、うっかり忘れないようにしておきましょう。

ローリングストックを心がける

非常食管理として有名なのが、使った分と同量を買い足し、一定量を常に備蓄しておく「ローリングストック法」。日常的に食べて買い足すことで、気がついたら賞味期限が切れていたという事態を防げます。

非常食｜Q＆A

ここでは、非常食のよくある疑問についてお答えします。

Q1. 非常食は何日分用意すればいい？

災害が発生すると、ライフラインの復旧には3日はかかると言われています。非常食は、最低でも3日分は用意しておき、できれば7日分の家族の人数分の非常食を用意しておくことをおすすめします。

Q2. スーパーでそろえられるおすすめの非常食は？

スーパーで購入できるおすすめの非常食は、普段から食べることができ、長期保存できる食品がおすすめ。栄養価が高くバランスの取れた、常温でストック可能のものがよいでしょう。一番大切な「水」。常温のまま長期保存できる「レトルト粥」や「アルファ米」や「缶詰」。すぐに食べられる「チョコ」や「ドライフルーツ」「ナッツ」「カロリーメイト」など。普段から食べなれた味のものを多めに購入し、食べたら食べた分だけ新しく買い足していきましょう。

今この瞬間も非常食が必要になるかも!?

近年は保存性が高く、味も良い非常食が多数販売されています。今この瞬間にも私たちを襲うかもしれない災害に備えて、自分や家族の命を守れるように、十分な量の非常食を常備しておきましょう。