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最強のサビ落としとサビ取り剤を紹介!酢・クエン酸・重曹など身近なものでの落とし方も解説


100均のスプレーボトルや研磨剤、重曹、クエン酸などサビ落としに有効とされるアイテムはたくさんあります。ステンレスやメッキのサビの落とし方、自転車、台所、バイクといったあらゆる赤錆、青錆取りに効果の高いサビ取り剤&サビ落としアイテムを紹介します。
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錆び

出典:Life Of Picx
自転車やバイクのメッキ部分、台所のステンレスの流し、サッシなどのアルミのサビ…。気をつけてきれいにしているつもりでも、ある日突然サビを発見!ガックリしますが、気を持ち直してサビ取りしましょう。

この記事では、自宅にあるものを使ったサビ取り方法と、バイクや自転車、ステンレス等のサビ取り、サビ防止方法、市販のおすすめサビ取り剤とアイテムをご紹介します。

私たちが目にするサビは主に3種類

錆びた大仏
出典:写真AC
空気や水に晒され、鉄などの金属の表面にできる物質がサビ。私たちはサビを腐食と捉え、見つけたらなんとか取り除こうと必死になりますよね。でもサビと戦う前に、サビにはどんな種類があるのかを知っておきましょう。

青サビ

銅や銅合金に発生する青緑色のサビ。このサビは緑青(ロクショウ)とも呼ばれ、銅板で葺いた寺院の屋根や鎌倉の大仏さまなどでおなじみですね。

青サビには、それ以上銅を腐食させないようにする「保護皮膜」の役割もあるのですが、一時は青サビは有毒、なんて信じられていたことがありました。でも、それは間違いであることが現在ではわかっています。だから家庭にある銅なべが錆びて青緑色になったからといって大慌てしないようにしましょう。

赤サビ

鉄にできる褐色のサビは赤サビと呼ばれています。むき出しの鉄だけにできるのではなく、最初はコーティングされている鉄でできた階段なども徐々に褐色に錆びてきます。そして次第に鉄を腐食させ、ボロボロにしてしまいます。

黒サビ

南部鉄器
出典:写真AC
黒サビは鉄と酸素の化合物で、人工的に作られることも多いものです。例えば南部鉄瓶は仕上げに窯焼きをしますが、これは鉄瓶の表面に黒サビを作り、鉄瓶が錆びてしまうのを防ぐためなのです。

赤サビを黒サビに変えて、鉄を腐食から守るとされる錆転換材はこの黒サビの性質を利用したものです。


錆びないはずのステンレスがなぜ錆びる?

ステンレス鍋
出典:StockSnap
サビに強い特殊鋼と言われているステンレス。家庭用では鍋や台所のシンクなどに使われています。ステンレスは全体がボロボロになる腐食は起きないとされていますが、部分的には錆びることがあります。では、その原因とは一体何なのでしょうか。

もらい錆

ステンレスと他の金属を接触させることで起こるサビをいいます。ステンレスにサビができる過程は以下の通り。

1. ステンレスは電位が高い材料なので、ステンレス側ではなく接触する相手方の金属が腐食しサビが発生する。
(例)ステンレスの上に水に濡らした鉄釘を置いておくと、翌朝には釘の形をした赤サビができます。これは電位の低い釘がステンレスに触れることによって腐食が助長され、赤サビを発生させたことから起こる現象なのです。

2. ステンレスに接触している相手側(鉄釘)に発生したサビが、ステンレス表面の酸化被膜の耐性を弱める。

3. 2が繰り返されることで耐性が弱った部分にピンホール状の穴ができ、そこに水分が入り込み、サビが発生するようになる。

シンクに出る錆

ステンレスのシンク
出典:写真AC
ステンレス表面を覆ってステンレスを保護する酸化被膜はわずか数nm(ナノメートル:10億分の1メートル)。1nmとは髪の毛の太さの1万分の1と言われています。だから目の荒いタワシやスポンジでこすることで超薄い酸化被膜はだんだんと剥がれて、ステンレスが持つ耐性を弱めてしまいます。
そこへ食塩水や熱湯をかけたり、ゴミが付着したりするとサビの発生につながってしまうのです。

サビを落とす方法

パーツのサビ取り
出典:写真AC
サビのメカニズムは分かりましたが、できてしまったサビはどのように落としたらいいのでしょうか。厄介な赤サビや、その他のサビ、ステンレスのもらいサビなど、初心者でも簡単に落とせるサビ落としの方法をご紹介します。

手作業で落とす

まずは物理的にワイヤーブラシで擦り、手作業でサビを落とす方法です。ブラシはステンレス、真鍮、ナイロンなど、硬さの違う素材があります。錆びた物によってブラシを使い分けるといいでしょう。擦った後は油を塗ると、サビの再発防止になりますよ。

ITEM
角利産業 SUNDRY ワイヤーブラシ S SWB-3
真鍮ブラシはガンコな汚れやサビ取り・ガスコンロの目詰まり除去等、ナイロンブラシは傷付きやすい面の掃除、ステンレスブラシは水廻りの掃除やサビ取りなど、用途によって使い分けて使用できます。

・サイズ:180mm
・材質:本体/ポリプロピレン樹脂、ブラシ/真鍮、ナイロン、ステンレス
・内容:3本組

耐久性はそこそこですが、なかなか使いやすいですね。
柔らか過ぎない
どちらかと言えば硬いかな。
磨くものに合わせて準備しておくにはいいかも。


サビ落とし・サビ取り剤を使う

手作業で無理なら、市販のサビ取り剤を使いましょう。軽度なサビなら、塗った後少し擦るだけで科学の力で楽に落ちます。ただし酸性のサビ取り剤は、アルカリ液の中和をセットで行わないと、酸化ですぐに錆びるかもしれません。使用上の注意をよく読み、用法を守りましょう。

自宅にあるものを活用する

サビ取り剤がなくても自宅にあるもので代用できます。後ほど紹介するお酢やクエン酸、重曹、サンポール、塩レモンの他にも、ボンド、オキシクリーン浸け、ケチャップなど、SNSや動画サイトで検索すれば、目から鱗の楽しいサビ取り方法を発見できるかもしれません。

高圧洗浄機を使う

高圧洗浄
出典:写真AC
頑固なサビには、水に研磨剤を混ぜた高圧水を当ててサビを吹き飛ばす、湿式のサンドブラストがおすすめです。ただし、サビを塗装ごと吹き飛ばすので再塗装が必要となります。お手持ちの高圧洗浄機にキットが別売りされていれば手軽にチャレンジできますね。

サビ落とし・サビ取り剤の種類

洗剤の種類
出典:写真AC
更に詳しく「サビ落とし」および「サビ取り剤」の種類について紹介します。サビ取り剤の各タイプによって、どんな物のサビを落とすのに適しているかを解説しますので、サビ落とし剤を選ぶ際に参考にしてくださいね。

 

スプレータイプ

スプレータイプのサビ落としは、液状か、緩いジェル状の商品です。手を汚さずに手軽に使えるのでおすすめです。化学反応でサビを紫色に変色させて擦らずに落とす、還元型タイプが多いですが、塗布して少し時間を置いた後、軽く擦った方が良く落ちるようです。

ITEM
アイメディア(Aimedia)業務用 スカッとサビ取り泡スプレー
サビを浮かせて洗浄するサビ取り泡スプレーです。サビに反応して紫色に変化し、細かい隙間のサビにも効果的。気になるキッチンシンク、洗面台、浴室のもらいサビのほか、自転車や鎌やハサミ、工具類の頑固なサビにも使えます。

・内容量:1個(180ml)
・成分:材チオグリコール酸アンモニウム(還元系)、界面活性剤(19.7% アルキルアミンオキシド)

最初に商品を見た時、小さくてビックリしました。
また高くて効果のない物を買ってしまったかなと正直思いました。しかし使ってみるとあらビックリ!
スプレーしただけで今までどれだけ掃除しても落ちなかったサビがあっという間にキレイに!!本当に買って良かったと思いました!


クリームタイプ

クリームタイプのサビ落としは、粘度が高く、液だれしにくいので、垂直面のサビ取りに向いています。クリームには大きく分けて、コンパウンドのような手作業で落とす研磨粒子入りのクリームと、化学反応により擦らず落とす、ケミカルタイプのクリームとがあります。

消しゴムタイプ

消しゴムタイプのサビ落としは、物理的にサビを落とすので、アルミやステンレスなど金属の種類にこだわらず使用可能。耐水ペーパーより手軽に、思い立った時にサビ落としができます。好みの角度にカットすれば、細かい隙間部分も擦ることができ、便利ですよ。

ITEM
サビトール 細目・中目・荒目
消しゴムタッチでサビ・汚れを落とす! サビトールはドイツ生まれの安全・無害な弾性クリーナーです。 消しゴムの感覚でご使用下さい。 サビ・汚れを落とします。
ナイフや包丁、自転車、スキーやスケートのエッジなどの金属部分のサビ落としや、 木工作の仕上げ、タイル目地などの汚れ落としなど、自分の工夫次第でさまざまなサビ落としに活躍します。

・サイズ:約65×40×9mm

液体タイプ

液体タイプのサビ落としは、希釈した水溶液に、錆びたものをどぶ漬けして使用します。複雑な形状の部品やバイクのガソリンタンク内のサビ取りなど、人の手が入りにくい部分のサビも綺麗に落とします。すぐ中和剤に浸けないと錆びてしまう商品もあるので注意しましょう。

最強!おすすめのサビ取り・サビ落としランキング ベスト10

楽天市場やAmazonなど、主要ECサイトで人気のサビ取り・サビ落としをランキング形式でご紹介します。長年愛されるベストセラー商品から最新の商品まで、人気のサビ取り商品の中から10製品選んでみました。

10位. ピカール液(日本磨料工業)

バイクや車いじりが趣味の方たち御用達の、昔からあるロングセラー商品です。研磨粒子入りのクリームタイプで、少量ウエスに取ってサビを磨きます。灯油のような匂いがするので、屋内作業では換気を十分に行いましょう。ほとんどの金属に使用可能です。

ITEM
日本磨料工業 ピカール液
・成分:研磨材(20% アルミナ系鉱物)、脂肪酸、灯油
・使用可能素材:真ちゅう、銅、ステンレス、アルミ、スズ、鉄などの金属及びプラスチック類
※研磨材入りですので塗装、メッキ部分、特殊な表面処理をしたものには適しません

抹香の香りが消し飛ぶほどのケミカル臭! しかし 真鍮、鉄、ステンレス、金属類がピカピカの輝きが戻ります。仏具のみならず 自転車 バイク などオールマイティーの金属に使え重宝します。


9位. 液体さび落とし(鈴木油脂工業)

コストパフォーマンスに優れていると評判の、液体タイプのサビ落としです。バケツに希釈液を作り、錆びた部品ごとどぶ漬けします。手の届かないタンク内などのサビ落としにも。サビを落としたら、すぐにサビ止め(中和剤)に漬けるといいでしょう。原液から100倍希釈まで有効で、浸漬時間と希釈濃度を組み合わせることで、必要に応じて錆を落とすことができます。

ITEM
鈴木油脂工業(SYK)業務用 錆び取り剤 S-012
・成分:リン酸、非イオン系界面活性剤、グリコール系溶剤、精製水
・使用可能材質:鉄、鋼
・内容量:4L

愛車のスチールのワイヤーホイールが錆びてしまい、真鍮ブラシで磨いたのですが、狭い部分に入らないため完璧に落とすのは不可能と諦めていましたが、このサビ落としがあることを知り早速試してみました。結果、大満足です。新品のような輝きを取り戻しました。錆が再発生しないように、同社の防錆浸透剤を吹いておきましたので当分錆とは無縁で過ごせそうです。


8位. ラストリムーバー(花咲かG)

ハケで塗るタイプのサビ取り剤です。約3ミクロンの灰白色の皮膜で覆うため、錆を除去した後に新たな錆の発生を抑えます。アルミ、ジェラルミン、マグネシウム、チタン、鋳鉄などには使用不可ですが、塗装やクローム、ニッケルメッキは剥がさず使用できます。

ITEM
花咲かG(HANASAKA G)ラストリムーバー
・使用可能材質:鉄、ステンレス
※その他のアルミ、ジェラルミン、マグネシウム、チタン、鋳鉄などには使用不可
・内容量:300ml

バイクの整備に使用。
色々試しましたが、この商品が一番良いと感じています。


7位. サビ取り消しゴム(ソフト99)

サビの具合によりハード(80番)とソフト(150番)二種類を使い分けることができる、2WAYタイプのサビ取り消しゴムです。物理的に落とすので、ケミカル剤を使いたくない場所におすすめです。ほとんどの金属に使えますが、アルミやトタンには使用不可です。

ITEM
ソフト99(SOFT99)2WAYサビ取り消しゴム
・内容:1個入り
※アルミ製品、亜鉛メッキ製品(トタン)、ブリキ、美術品、骨董品、貴金属、刀剣、刃物の刃先には使用できません。

時計ケースのヘアライン加工用として使いました。細かい部分も処理出来るので便利です!
最初に粗い部分を使い、次に細かい部分で仕上げました。満足しています。


6位. インパクトデスケーラー(PROUP)

pH0.6の強酸性なのに素手で使えるサビ取り剤です。車、楽器、パイプなどの頑固な鉄サビの他に、トイレの尿石やカルシウムスケールなどを溶かします。溶解速度は世界最速とのことで期待大。サイズは色々ありますがスプレータイプ150mlがお手軽です。薄めていない原液100%、水で稀釈可能で、生分解性なのでそのまま流せます。

ITEM
インパクトデスケーラー 超強力サビ落とし
・成分:塩化水素(HCL) 、水、洗浄剤、潤滑剤、抑制剤
※ アルカリ性との混合、アルミニウムへの塗布は厳禁。アルミニウム、亜鉛、亜鉛メッキ、クロムメッキ 等のメッキ系には不向きです。コーティング処理されたステンレスは黒く変色する場合がございます
・内容量:150ml

超強力が売りなだけあって 錆落としには即効性があります。ただ 風通しの良い場所でスプレーを吹きかけないと 刺激臭には注意です。
しかし効果は他の商品と比べても 抜群です。


5位. ラストリムーバー(Holts)

垂直面でも液だれしにくい半透明のクリームで、車の足回りのメンテにもおすすめです。サビに塗り、塗布後10~20分置いて拭き取るだけで、サビを取り除きます。ブラシも併用すれば、よりきれいにサビ取りできそうです。同シリーズでメッキ用もありますよ。

ITEM
ホルツ(Holts)サビ取りクリーム ラストリムーバー MH124
・使用可能素材:鉄
※メッキ素材に使用すると表面を傷つけたりメッキが剥がれたりする恐れがあるためご使用はお控えください。アルミには使用できません
・内容量:70g

茶サビもしっかり落とせました。
漬け込みではなく塗布タイプなので使いやすいです。


4位. サビ取りクリーナー(呉工業)

塗るだけでサビを強力に分解する、特殊浸透剤配合のジェルタイプ。液だれしにくいのでバイクや自転車にも便利です。塗布後、時間を置いて拭き取るだけで簡単です。その際に少し温めたほうが効果的とのこと。5-56でおなじみの呉工業の商品なので、期待も高まりますね。

ITEM
KURE サビ取りクリーナー NO1042
特殊浸透剤配合でサビに素早く浸透して分解し、スッキリ落とします。

・成分:リン酸、界面活性剤 
・使用可能材質:鉄
※塗装・メッキ・酸化被膜などの表面処理を施した面、アルミ製品、貴金属、刀剣、食器類、刃物などには使用しないでください
・内容量:150g

スゴい。粘液がバッチリ留まりサビを浮かして綺麗にしてくれます。外側の白い窓枠のところについた赤錆が気になって買ったのですが、白枠の色も剥げず、サビだけ取り除けました。オススメです。


3位. 技職人魂サビ取り職人(允・セサミ)

清掃のプロが作った技職人魂シリーズの、液体サビ取り剤です。お風呂場やキッチンの貰いサビや、車のホイールのサビなどに塗布すると、化学反応でサビが紫色に変色。あとは擦って洗い流すだけで簡単です。ただし、臭いが強烈なので必ず換気してくださいね。

ITEM
技・職人魂 サビ取り職人 錆除去剤
・成分:アニオン系界面活性剤、チオグリコール酸塩、イソプロピルアルコール、増粘剤、香料
・使用可能材質:鉄
※他の洗剤と混ぜないでし使用してください。独特な匂いがします。使用するときは必ず換気をしてください
・内容量:100ml

とにかく気持ち良いほど落ちる!力を入れる必要なし。サビがひどい所は時間差で再度磨けば、ピカピカになります。


2位. さびとりつや之助(高森コーキ)

クレンザータイプのサビ取り剤で、ほとんどの金属に使用可能。振ってからウエスに取り、良く磨いたら乾拭きします。自転車やバイク、キッチンにも使用できます。手に付いてもかぶれにくいのも特徴です。頑固なサビは、真鍮ブラシで擦ると早く落ちます。あらゆるサビが拭くだけキレイになり、漬け置き等の必要はなく再発も防止!

ITEM
高森コーキ 家庭用強力クリーナー さびとりつや之助
・成分:けんま剤(ケイ酸系鉱物)、脂肪酸ナトリウム、光沢付与剤
・使用可能材質:鉄
※鏡面仕上げのステンレスへの使用はお避けください。金メッキ・銀メッキ・銅メッキ・金箔・銀箔面・貴金属への使用はお避けください
・内容量:400g

これ!最高ですね!軽く擦っただけでサビが綺麗に取れます。風呂場の蛇口なんかもピカピカになります。車のホイールのサビも取れた上にピカピカの艶になりました。この量でこの値段なら買いですよ〜


1位. 茂木和也サビ落とし

主要ECサイト一番人気は、スプレータイプの茂木和也サビ落としでした。還元タイプでサビを浮かせて取り除きます。サビにスプレーするだけでカンタンにサビを除去でき、鉄サビ・もらいサビに直接スプレーするとサビと反応して赤紫色に変色します。茂木さんといえば、お掃除界で一番名の知れた人物ではないでしょうか。ご自身がYouTubeに出演し、使用方法を紹介していますよ。

ITEM
茂木和哉 サビ落とし 低臭タイプ
・成分:チオグリコール酸塩陰イオン界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステルナトリウム7%)グリコールエーテル系溶剤増粘剤、発色剤、安定剤
※大理石、着色するおそれのある表面に孔がある材質のものにはお使いいただけません
・内容量:200ml

この錆び落とし、めっちゃ落ちました!ビックリした!吹き掛けてしばらく放置してダメ元で見に行ったら、錆が紫色の液体化していて、キッチンペーパーで拭き取ったら、それはそれは綺麗に取れてしまいました!5年以上もほったらかしにしてた錆ですよ?
凄いです!今、2本目注文したところです!



 

重曹・酢・クエン酸…家にあるものでもサビが取れる!

出典:写真AC
サビを見つけてしまったら一刻も早くサビを取ってしまいたい!と思いますよね。
そんな時はサビ取り剤を買いに走る前に、お家にあるものでサビ取りしてみませんか?化学薬品を使わないのでエコですし、体にも安心です。

重曹

出典:写真AC
重曹には適度な柔らかさがあり、サビを削る研磨剤=クレンザーとして使えます。傷をつけずにサビを落としたい場合に。

重曹のペーストを塗る

サビが広範囲にわたっていない時には便利な方法。重曹を少量の水でシャーベット状にします。錆びた部分に塗り、30分以上放置。その後、歯ブラシやワイヤーブラシでサビをこそげ落とします。

クエン酸

サビは酸素が金属を酸化したために起こりますが、酸化した金属から酸素を切り離して、酸化する前の状態に戻す働きのことを還元作用といいます。クエン酸や酢にはこの働きがあるので、金属のサビ取り剤として使えます。

エコ洗剤で有名なクエン酸の主な働きは、酸性の力で汚れを分解・中和して落とすこと。赤錆を落とす時は、クエン酸水を雑巾などに染み込ませてしばらくサビの上に放置。ガンコな赤錆の場合はクレンザーもプラスして柔らかいスポンジでこすりましょう。

ITEM
ミヨシ 暮らしのクエン酸
・内容量:330g

電気ポット型の加湿器洗浄用にネットでクエン酸×重曹がオススメされてたので試してみました。

結果、ポット洗浄中よりよく落ちました!擦る必要もないくらいにさっぱり。しかも食洗機や他のお掃除にも使えるのでとても良い買い物でした‼︎


金属磨き剤も使える!

自転車やバイクなどを磨く時に使う金属磨き剤は、点サビも取れる優れものです。錆びた部分を鏡面のようなピカピカ仕上げにしたいならコレ!

頑固なサビにはワイヤーブラシ

ネジやボルトの頑固なサビを落とす時の必需品。サビを強力に落とせるワイヤーブラシにはステンレス、真ちゅう、ナイロン製があります。一番硬いものがステンレスブラシで、ソフトなものがナイロンブラシです。用途に応じて使い分けましょう。

白酢に浸す

出典:写真AC
ワインビネガーなどのホワイトビネガー(白酢)に、サビ取りしたいものを一晩漬け込みます。丸ごと漬け込むことができない場合は、キッチンペーパーなどを数枚重ねたものなどを酢に浸してサビの部分を覆ってください。その後、ワイヤーブラシブラシでサビを削り取ります。

レモンと塩をふりかける

塩をサビのついた部分に表面が見えなくなるまでたっぷりふりかけ、その上からレモン汁をかけます。2~3時間そのまま置いた後に、サビを擦り落とします。

歯磨き粉で落とす

歯磨き粉とハブラシ
出典:写真AC
練り歯みがきだけでもいいのですが、重曹を混ぜて使うと効果的です。歯磨き粉と重曹を1対1の割合で混ぜて、サビの部分に厚めに塗ります。10分後にブラシでサビをこそげ落とします。

軽めの錆ならメラミンスポンジ

汚れた部分を軽くこするだけで網目が汚れを掻き取ってくれるメラミンスポンジもサビ落としに使えます。使い方は水をつけてこするだけ。それでも落ちない時は、酢に浸してこする手も。

サンポール

トイレ用洗剤のサンポールをキッチンペーパーなどにつけて、サビ部分を30分間覆います。その後、サビが残っているようなら、覆っていたペーパーなどでこすり取ります。あとは酸が残らないようにきれいに洗い流します。
※ゴム手袋をつけてからサンポールを使用しましょう

サビを予防する方法

錆びた自転車
金属製品のサビを予防するには、どんなことをすればいいのでしょうか。できれば後手後手に回らず、前もってサビがつかないようにしておきたいものですよね。日常生活で気を付けたいサビを予防する方法を4つ挙げてみました。

1. こまめに水気を拭き取る

鉄は、水分と酸素があると化学反応を起こして腐食が進み、そこからサビが生じます。普段の生活の中から酸素を取り除くことはまず不可能ですので、水分をこまめに拭き取ることがサビ予防には肝心ということになります。屋外保管の物なら雨除けを考えましょう。

2. 防錆スプレーを活用

防錆スプレーとは、サビ取り剤とは似て非なるもので、部品に薄い皮膜を作ることでサビを寄せ付けなくするものです。スプレーにはノンガスタイプとエアゾールタイプがあり、どちらもオイルが主成分で、強い浸透力と水置換性で水分の下に潜り込み、防錆効果を発揮します。

ITEM
KURE 呉工業 5−56
あらゆる金属の防錆、可動部の潤滑、電気系統の除湿、防湿・電気接点の清浄など、さまざまな用途で優れた性能を発揮します。強力な浸透力で金属表面の水分を置換し、薄い被膜を形成することで優れた潤滑性と防錆性を発揮します。

・成分:鉱物油、防錆剤、石油系溶剤
・内容量:435ml

サビ止めスプレーや防腐塗料の記事もチェック!


3. 弱酸性食品や塩分の強い食品に気をつける

鉄は水と酸素で錆びますが、そこに塩が加わると腐食が加速します。雪国で車が錆びやすいのは融雪剤が塩分でできているからです。また、お酢やフルーツなどの弱酸性食品でも金属は腐食するので、シンクに置いたら放置せず、すぐ水で洗い流すように心がけましょう。

4. 塩素系の洗浄剤や漂白剤を使ったらすぐ流す

塩素系漂白剤
出典:写真AC
塩素系漂白剤は、主に次亜塩素酸ナトリウムでできています。上記と同様、酸素と水、塩素が合わさるとサビは発生します。シンクで塩素系の洗剤や漂白剤を使用したらすぐに洗い流さないと、錆びにくいステンレスでも皮膜を破壊し、腐食が始まるので注意しましょう。

こまめに拭きあげることがサビを寄せ付けない秘訣

出典:PEXELS
どうやらサビは、濡れたまま放置すると発生するようです。雨ざらしの自転車や、水場に置きっぱなしのヘアピンなど、私たちがこまめに拭く、片付けることでサビは防げます。SDGsの観点からも、錆びさせないで長く使用することが未来への課題になりそうですね。

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茂木和哉 サビ落とし 低臭タイプ
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KURE 呉工業 5−56

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この記事の筆者:
AGRI PICK 編集部

AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。

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