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そこで注目したいのが、より安価で、同じように物理的な侵入防止対策ができる防獣ネット。コメリなどのホームセンターだけでなく、ネット通販でも購入することができますよ。
もう悩まない!防獣ネットでイノシシやシカ対策
野生動物による農作物の被害は深刻な問題。特に多いのが、イノシシやシカによる被害です。防獣ネットを張れば、イノシシやシカの農地への侵入を阻止してくれます。ここでは、防獣ネットはどのようなものか、どこで売っているかをご紹介します。防獣ネットとは
防獣(ぼうじゅう)ネットとは、イノシシやシカなどの動物が侵入してこないように張るネットやワイヤーのことです。 野生の動物は畑の農作物を荒らし、多大な被害を残していきます。 この被害を防ぐには物理的に防止することが重要であり、動物対策をしたいなら第一に検討すべき道具といえます。コメリやカインズなどのホームセンターで購入可能!
防獣ネットは、ネット通販でも購入できますが、「コメリ」や「カインズ」などのホームセンターでも購入できます。「コメリ」には、防獣ネット以外にも、防獣ネットを張る時に使用する錆につよいスチールパイプや、簡単にネットが引っ掛けられるフック付の支柱などが販売されています。
「カインズ」には、防獣対策アイテムが数多く販売されており、防獣ネットや支柱以外にも、防獣フェンスや扉、電気柵、ソーラー式の自動点灯の獣害対策ライトなどがあります。
防獣ネットの選び方
防獣ネットを購入する際に、どのようなものを選べばよいか迷う方も多いと思います。対象動物の特定方法や、防獣ネットの種類や設置しやすさなど、選び方のポイントをご紹介します。足跡や爪痕から被害に遭った動物を特定する
糞(ふん)の大きさ、足跡の形や大きさ、掘り起こし跡、爪痕…。畑に侵入する動物たちは、何かしらの痕跡を残していきます。動物の種類によって、向いている防獣ネットも違ってくるので、まずはこの痕跡を頼りに動物を特定しましょう。クマなら握りこぶし以上の大きさの糞、カモシカやシカは俵状の糞をします。監視カメラで動物の正体を突き止める
お金をかけられるなら、正確に敵をとらえられる監視カメラを設置してみるのもありです。自動撮影カメラなら、動物の熱を感知し自動で撮影してくれます。動物の種類や菜園の規模で最適な方法を決定
防獣ネットには大きく分けて「ネット柵」「電気柵」「金属柵」の3種類があります。それぞれに特徴があり、活用範囲も変わってきます。「動物の種類」「設置のしやすさ」「価格」に分けて比較表にしてみました。ぜひ参考にしてみてください。防獣ネット比較表
柵の名前 | 効果的な動物 | 設置のしやすさ | 価格(円) |
ネット柵 | イノシシ、シカ、ネコ | 〇 | 1,000~10,000 |
電気柵 | イノシシ、シカ、サル、クマ、ハクビシン | ◎ | 20,000~50,000 |
金属柵 | イノシシ、シカ、アライグマ、キツネ、タヌキ | △ | 4,000~16,000 |
ネット柵
低価格&初めてでも取り付けがしやすいのが特徴。一方で、強度がいまいちなので対応範囲が狭まります。中〜大規模な畑や農場というよりは、家庭菜園におすすめです。電気柵
対策できる動物の種類が豊富。自分で設置する自信のない方は業者さんに依頼するのもあり。その反面、価格が高く、撤去も容易ではないので、設置する際は使用する規模などを把握しておきましょう。金属柵(ワイヤーなど)
ステンレス線などが織り交ぜられたワイヤータイプなので、かみ切られてしまう心配がありません。どうしても高価になってしまいますが、プロの農家さん、ずっと家庭菜園を続けるつもりの人におすすめです。ネットの高さは動物の高さに合わせる
防獣ネットの高さは対象動物によって選ぶことが大切です。イノシシは1m程度、シカは1.5m程度の柵を飛び越えることができます。対象動物がイノシシの場合は、防獣ネットの高さは1.2m以上。シカの場合は、高さは1.8m以上の高さに設置しましょう。おすすめの防獣ネット10選
ノシシやシカなどの野生の動物から農作物を守ってくれる防獣ネット。支柱を入れる穴付きのものや、すぐに設置ができる便利なセット、噛み切れにくいステンレス線入りなど、おすすめの防獣ネットをご紹介します。サイズが豊富!対象動物によって選べる
・素材:ポリエチレン
・目穴:16mm
・カラー:グリーン
・サイズ:1m×20m、1m×50m、1.5m×50m、2m×50m、
・セット内容:ネット本体
鹿の食害がひどく、購入しました。近所の方が「鹿は150センチくらいは飛び越えてくる」と話されたので、高さ2メートルのネットにしました。設置し、現在のところ全く侵入された形跡は見当たりません。
出典: Yahoo!ショッピング
設置に必要なものが揃った便利なセット
・素材:ポリエチレン
・目穴:16mm
・サイズ:1m×10m
・セット内容:アニマルネット、杭、パッカー、Uピン
10mセット購入しました。早速、畑の周りを囲ってみましたが簡単に作業が終わりました。杭とパッカーとUピンセットは大変便利でした。
出典: 楽天市場
ステンレス線入りで噛み切られにくい!
・素材:ポリエチレン+ ステンレス線入り
・目穴:60mm
・カラー:ブラック
・サイズ:2.3m×30m
・セット内容:ネット本体
硬質プラスチック金網を使用!上部からの侵入を防ぐ突起つき
・素材:鋼、プラスチック
・目穴:60mm
・カラー:グリーン
・サイズ:1m×30m
・セット内容:ネット本体
家は獣がたくさん来る山奥です。今まではフェンスのようなものをしていたのですが今回はこのネットを使ってみました。程良い針金の硬さで上手に家の周りに張ることが出来ましたあまり針金が固いと1人では固定できないかなと思いましたがほんとにほどよい柔らかさで1人でも家の周りに貼ることができました買ってよかったです
出典: 楽天市場
小動物の防獣対策に!景観に調和したマロンブラウン
・素材:ポリエチレン
・目穴:37.5mm
・カラー:マロンブラウン
・サイズ:1m×20m
・セット内容:ネット本体
色んな用途に丁度いいです。茶色は、目立たなくていい感じです。
出典: 楽天市場
いろいろな用途に使える!設置しやすい軽量金網
・素材:スチール・PVCコーティング
・目穴:25mm
・カラー:グリーン
・サイズ:1.2m×10m
・セット内容:ネット本体
扱いやすく、サイズ的にも使い勝手が良いと思います。又必要になったら、追加で購入したいと思います。良かったです。
出典: Yahoo!ショッピング
イノシシ対策に!網に塩分がなく噛み切れにくい
・素材:ポリエチレン
・目穴:100mm
・サイズ:2m×50m
・カラー:オレンジ
・セット内容:ネット本体
シカなど背の高い動物の侵入防止に!
・素材:ポリエチレン
・目穴:180mm
・サイズ:2m×20m
・カラー:グリーン
・セット内容:ネット本体
モノは良いです。イノシシ対策として購入し、畑にセット完了したところです。効能はまだまだ不明です。
商品の質は良いですし、コストパフォーマンスも満足しています。
これでイノシシがあきらめてくれるかどうか、ですね。
出典: Amazon
支柱を入れられる穴付きだから設置が簡単!
・素材:ポリエチレン(ラッセル編)
・目穴:16mm
・カラー:グリーン
・サイズ:1.5m×50m
・セット内容:ネット本体
ポールを通す穴が付いていてとても組みやすい網でした。
出典: Yahoo!ショッピング
サルが登りにくい!農作物をサルから守ってくれる
・素材:ポリエチレン
・目穴:45mm
・カラー:ブルー
・サイズ:3m×20m
・セット内容:ネット本体
5年目の桃の猿対策に購入しました。 網の繊維は太くはないので破られる可能性はあります。 ただ収穫の時気付きましたが、網が体にまとわりついて非常に 鬱陶しい。 つまり、猿も同じ思いでしょう。 今年は被害を免れました。 有効性有りと評価します。
出典: Yahoo!ショッピング
設置に必要な杭(くい)や支柱も用意しよう!
防獣ネットを張るには支柱や杭、ネットと支柱や杭を固定するバンドなどが必要です。防獣ネットを簡単に設置できる、おすすめの支柱やバンドをご紹介します。漏電しない完全樹脂製の支柱
・サイズ:20mm×長さ125cm
・セット内容:20本入
価格が高いのは仕方ないかな?使い勝手はとても良いと思いました。支柱を打ち込んで柵線を設置するだけなので、作業がスムーズに行えました。
出典: Yahoo!ショッピング
下段を打込み上段を差し込む、上下2段式
・サイズ:20mm×長さ185cm
・セット内容:20本入
ガイシ付きで任意の高さが選べるのが良い。支柱は20mm径あり強度もありしっかり立てることができました。 サル対策に長さ185cmを購入しました。 ガイシ付きで任意の高さが選べるのが良い。
出典: Yahoo!ショッピング
高さが2メートル以上
・サイズ: 25mm×2.1m
・セット内容:25本
防獣フェンスと杭を固定するためのバンド
・サイズ:19mm×高さ150cm
・セット内容:10本入、50本入
取り付けしやすく、ワイヤーメッシュの設置作業が素早くできました。
出典: 楽天市場
防獣ネットの張り方
防獣ネットの効果的な張り方、必要な道具や材料、防獣ネットの張り方の動画をご紹介します。用意するもの
・防獣ネット(イノシシは幅1.5m、鹿の場合は2m必要)・杭
・結束バンド
・U型ピン
・はさみ(残ったネットを切るため)
張り方
1. 杭を打つ
まず、畑をぐるりと囲うように杭を打ちます。間隔は1〜1.5mです。杭は防獣専用のものがおすすめですが、お値段を考えて、農業用パイプや竹(ただし耐久性は弱い)で代用してもかまいません。間隔が狭いとネットがたわみ、獣が侵入します。狭めに打っていくのがコツです。2. ネットを張る
杭と杭の間にネットを張ります。地面との間は、余分にネットを30㎝くらい垂らし、結束バンドで固定しましょう。たわまないようにピンと張ってください。獣が侵入しやすいのは、このネットと地面の間です。固定は念入りに行います。3. ピンで固定する
30cm間隔でピンを固定します。地面と余分に垂らしたネットの間に土をかぶせて、地面とネットの間とに隙間がないようにします。杭と杭の間、地面とネットの間から動物の鼻が入らないような隙間がないことを確認したら完成です。「防獣ネットの張り方」の動画を紹介
防獣ネットの出入り口の作り方
広範囲に防獣ネットを設置する時に作りたいのが出入口。アニマルフェンス用の扉を使用すれば、地面に埋め込み固定するだけで、簡単に出入口を設置することができます。農地への出入りがスムーズになる、アニマルフェンス用の扉をご紹介します!設置が簡単!サイズやカラーも選べる
・材質:スチール
・サイズ:1m用、1.2m用、1.5m用
・カラー:グリーン、ブラック、ブラウン
農園の獣害対策として入り口に使用しました。丈夫さはバッチリです。しっかりしています。
出典: Amazon
獣が来ないようにするポイントは?
植物や虫など、どんなものも食べるイノシシやシカにとって、畑で育てている作物はごちそう。育てた大事な作物を取られないためには、柵や網を設置する以外に、畑の周辺に食べ物を置かないようにすることが大切です。獣が来ないようにするポイントをご紹介します。畑の周辺に食べ物を放置しない
売り物にならない野菜や、とれすぎた野菜を、畑の周辺に放置していませんか?あらゆる食べ物が動物の餌となり、彼らを呼び寄せてしまいます。食べ物は畑に置かないようにしましょう。柿や栗などにも注意です。動物が好まない作物を混植する
イノシシやシカなどの動物は、においが強い作物が苦手です。香味野菜や香辛料、薬味などに使われる「唐辛子」「シソ」「生姜」「ネギ」「タマネギ」「ニラ」「ニンニク」などは好みません。イノシシやシカが嫌いな作物を一緒に育てるのも獣害対策になります。より効果を高めるなら電気柵!
柵に触れた動物に電流でショックを与えて、農地への侵入を防いでくれる電気柵。一度電気ショックを受けたイノシシやシカなどは、動物の学習行動で近寄らなくなります。おすすめの電気柵をご紹介します。乾電池の交換が不要!ソーラー式電気柵セット
・セット内容:ファームガード本体、FRP支柱25本、ファームグリップ50個、出力コード、ゲートセット2セット、ファームコード200m、アース棒2連、テスター、危険表示板5枚、本体取付金具、ソーラーパネル、バッテリー
標高1000mの山でビニールハウスでイチゴ栽培をしてますが、収穫期になると決まってタヌキやイタチが侵入して赤い実ばかり食い荒らされてました。他の生産者さんからの薦めがあり、設置すると見事に侵入されなくなりました。希少価値の高い夏秋イチゴを食い荒らされるストレスを考えると、この値段は安いものです。
出典: Amazon
強力な電気バリアーで大切な菜園を守る
・セット内容:防護器本体、FRPポール、フック、高圧線、アース棒、エリアチェッカー、金具、ゲートクリップ、危険表示板、説明書など
2回目購入。アライグマ、イノシシ除けに購入しました。取り付けも簡単で使いやすいし、本当にぱったりこなくなります。電池の交換時にドライバーで開閉が面倒ですが、すぐ開いてしまうと無意味だからしょうがないです。知り合いが欲しいというので2回目購入に至りました。
出典: 楽天市場