農業や庭の散水に便利なスプリンクラー10選！種類や価格は？

雨が降ると野や山を通して川に流れ込み、池や湖に溜まります。このような自然がもたらす水を農業用水として広い農地に有効活用しましょう。広い農地に効率よく水を撒くにはスプリンクラーが欠かせません。特にレタスやキャベツなど、葉物野菜の葉をみずみずしく育てるのにとても便利。今回は畑だけでなく、家庭の庭でも使えるスプリンクラーについてご紹介します。

畑や庭の散水に必須のスプリンクラーの種類

まずはスプリンクラーの各種類についてご紹介します！スプリンクラーは主に下記の4つの形状をしたタイプに分かれています。

インパクト式

インパクト式スプリンクラーとは、飛び出す水を本体のアームパーツにぶつけて、その反動によって回転するタイプのものです。最も一般的な種類で、広い畑の水やりにはもちろん、芝生を養生させるための散水にも欠かせません。

ポップアップ式

この形式は、よくゴルフ場などに使われているスプリンクラーです。土の中に埋め込んであるタイプで、使用するときにふたが持ち上がり散水します。芝生や道路の緑地帯、公園などでも活躍しています。低圧で作動し、軽量かつコンパクト、さらにシンプルな構造なので、故障も少なく安心な設計です。

レインガン式

こちらもサッカーやラグビーなどの大型競技場でよく使われているスプリンクラー。大型のピストルのような形状をしており、強い水圧で勢いよく水が飛び出します。

チューブタイプ式

ホース全体から水がにじみ出るタイプのスプリンクラーです。ホース（チューブ）の長さは商品ごとに異なりますが、大体5～10m。芝生や庭木の散水に適しています。散水範囲は幅1～3ｍほどが目安です。

スプリンクラーの仕組みと種類の選び方

農業用スプリンクラーの仕組みは、「インパクト」「ポップアップ」と機種によってその仕組みが違いますが、屋内用と比べるとその仕組みはシンプルなものが多いです。また選び方については、「対象物の違い」や「現場の違い」「方法の違い」などで変わってきます。

対象物の違いで選ぶ

水まきをする現場によって最適な機種が変わってくるということです。土面であるか、芝生であるかそれとも砂地であるのか、また農作物なのか、庭木などの植物なのかなどによって最適な機種が変わってきます。

敷地の広さで選ぶ

スプリンクラーの機種は敷地の広さによって変わってきます。圃場の広さや水源からの距離で選びましょう。

方法の違いで選ぶ

スプリンクラーは、現場の地面に固定設置する「固定式」のほか、ワンタッチで取り外しができるタイプの「着脱式」、自ら手で持って手に散水ノズルを持って移動しながら水やりをする「移動式」があります。

実は一番お金がかからないとされているシステムが「移動式」です。この移動式は自分で手で持って移動しながら散水するほか、台車にスプリンクラーのホースを装着し、散水することも可能です。台車は自動では動きませんが、ある一定の場所から水をまきたい場合は非常に効率よく楽な方法です。

スプリンクラーの散水範囲は？

屋外で散水するスプリンクラーは、機種によって散水できる範囲（面積）が異なります。農業用など広い敷地で使用するなら、「インパクト式」や「ポップアップ式」など、20m以上の広範囲に散水できるものを使うと便利です。家庭の花壇の散水など、3m四方の比較的狭い敷地内で使用したいというのでしたら、チューブ式でも十分水が届くでしょう。

農業におすすめのスプリンクラー

1. ハウスのかん水におすすめ

2. 風に影響されにくいレインガン式スプリンクラー

芝生や花の水やりに便利な庭用スプリンクラー

3. 一般家庭の屋外散水用に

4. 耐久性の高いメタルスプリンクラー

5. 360度回転で角度調節可能！

6. ホースの取り付けや取り外しが簡単！

7. 自動給水タイマー付き

8. ガーデニングに、中距離の散水なら

9. 芝生や庭、屋根の冷却など多機能に使える

10. 丈夫で長持ち、ガーデニングに最適

対象物、場所、方法に合わせて選びましょう！

スプリンクラーの機種を知るほど、対象物や場所などに合わせて選ぶ必要があるとわかります。ここでご紹介したものは、固定式のものが多いですが、散水の飛距離、回転角度などがそれぞれ違います。ご自身が使いやすいスプリンクラーが見つかりましたら幸いです。