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2022年!おいしいお米の品種は?
一般社団法人「日本穀物検定協会」が主催する毎年実施されている「お米の食味ランキング」は、全国規模の産地品種を、炊飯した白飯を試食して評価するランキングです。今回は、令和3年産の「お米の食味ランキング」で「特A」に選ばれた、おすすめのお米を地域別にご紹介します。※「お米の食味ランキング」は毎年3月に発表されます。
北海道「ゆめぴりか」
2009年に流通を始めたばかりの新品種「ゆめぴりか」。最高ランクの評価である「特Aランク」を11年連続で維持し続けています。低アミロースの「北海287号」と、食味の良い「ほしたろう」という両親の特徴を併せ持ち、甘い香りと強い粘り。冷めても美味しいのが魅力のお米です。北海道「ななつぼし」
病気や寒さに強い「あきほ」と、コシヒカリのおいしさを受け継ぐ「ひとめぼれ」を掛け合わせて作られた品種。11年連続「特Aランク」を取り続けています。しっかりとした粒に、ほど良い粘りと甘みが広がり、さっぱりとした口当たりが特徴。冷めてもおいしさが長持ちします。青森「青天の霹靂」
印象的なパッケージとネーミングで大ヒットした「青天の霹靂」。2015年に初めて販売されたお米です。程よいツヤと柔らかさと白さや粘りとキレのバランスがいいのが特徴。ご飯が主役というより、おかずを引き立ててくれる上品な甘みの残る味わいです。山形「つや姫」
つや姫は2010年にデビューした山形県自慢のお米。12年連続「特Aランク」を取り続けています。うま味・甘みに優れていることはもちろん、口当たりの軽さや粘り気などのバランスが良いのが特徴。粒の大きさがそろっており、白くつやつやと輝き、味だけでなく見た目でも高評価を得ています。新潟 魚沼「コシヒカリ」
日本一のブランド米「魚沼産コシヒカリ」。25年以上も食味ランキングで「特Aランク」を取り続けています。新潟県内の別の産地で栽培されたコシヒカリに比べて、魚沼産のものは特に粘りが強く、もちもちとした食感。一粒一粒にしっかりとした弾力とツヤ。ふんわりとした甘みがたまらなく、冷めてもおいしいお米です。福井「いちほまれ」
日本人に最も愛されるお米「コシヒカリ」が生まれた土地、福井県から2017年に全国デビューしたお米。令和元年産から令和3年産米の食味ランキングで、3年連続「特Aランク」。キャッチコピーは「オカズがいらないくらいおいしい」。優しい甘みとほどよい粘りと、バランスよい飽きのこない味わい。粒が大きめでしっかりとした弾力と、美しくツヤがあります。玄米のお米の品種の選び方
玄米は精白されていない状態のお米。ビタミン、ミネラル、タンパク質などの栄養素をはじめ、食物繊維やポリフェノールなど多くの成分が含まれています。そんな栄養たっぷりの玄米を、美味しく長く食べ続けて頂くために、自分の嗜好に合った玄米の選び方のポイントをご紹介します。味の好みはあっさり?もっちり??
自分のお米の味の好みが、「あっさり」か「もっちり」かを考えてみましょう。「もっちり」は粘り気があるもの、「あっさり」は粘り気が少ないものです。品種によって、お米の特徴が違ってきます。「もっちり」は、コシヒカリやヒノヒカリ、ゆめぴりかなど。「あっさり」は、ササニシキやななつぼしなど。「もっちり」は、しっかりした味付けの洋食によく合い、「あっさり」は、和食や海産物との相性がぴったりです。炊きあがりの柔らかい品種を選べ!
玄米が硬いと感じている人は、炊きあがりの柔らかい品種を選ぶのがおすすめです。玄米は普通のお米よりも殻が付いているぶん硬いため、硬さのあるお米は食べづらくなってしまうこともあります。炊きあがりが柔らかい品種を選ぶと、モチモチと白米に近い食感で美味しく食べられますよ。栽培方法による違い
お米の栽培方法には、節減対象農薬や化学肥料を慣行レベルの5割以下で育てた「特別栽培」、有機JAS規格に認定され天然の有機物の堆肥を使って育てた「有機栽培」、農薬を使用せずに育てる「無農薬栽培」などがあります。玄米はまるごと食べるからこそ、どういう風に栽培されているかを確認することをおすすめします。有機栽培や無農薬栽培について
種籾(たねもみ)から収穫まで1年がかりもかかるお米作り。お米の栽培方法には、「無農薬栽培」や「有機栽培」、「特別栽培」や「自然栽培」などがあります。どのような栽培方法なのかを栽培別にご紹介します。有機栽培
有機栽培は、化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと、並びに遺伝子組換え技術を利用しないことが基本。有機栽培の「有機」とは堆肥(有機物を微生物によって完全に分解した肥料)のことです。「有機栽培」や「オーガニック」を名のるためには、農林水産省が定めた有機JAS規格の認定を受けることが法律で決められています。有機JASって?
有機JAS認定マークは、農林水産大臣が定めた品質基準や表示基準に合格した、農林物資の製品につけられる認定マーク。農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として、自然界の力で生産された食品を表しています。無農薬栽培
無農薬栽培とは、農薬や化学肥料を全く使用せずに作る栽培方法。 農薬を使用していないものの、有機栽培のような明確な規定はありません。例えば、有機栽培は農薬や化学肥料を使用せず2年以上経過した土壌で育てることが基本ですが、無農薬栽培は昨年まで農薬や化学肥料を使用していた土壌で栽培しても「無農薬栽培」とすることが可能です。また、有機栽培は農林水産省の認定機関に認められていますが、無農薬栽培は第三者機関での認定はないので、有機JAS認定を受けているものがより安全性が高いです。特別栽培・減農薬栽培
特別栽培農米は、農薬や化学肥料の使用を減らして育てられたお米のこと。平成19年4月に改正が行われた「特別栽培農産物表示ガイドライン」で定義された特別栽培農産物です。特別栽培の種類の中の「減農薬栽培」は化学合成した農薬の使用量を半分以下に抑えた栽培方法です。自然栽培
自然栽培とは、農薬を使用せず、除草せず、肥料を与えずに、限りなく自然に近い状態で育てる農法。土と作物が本来持っている力を引き出して栽培する方法です。生産者によって栽培方法は異なりますが、よく知られている自然農法の考案者に、農薬も肥料も使わないリンゴ栽培に成功した木村秋則さんがいます。「有機JAS認定」の有機栽培玄米|おすすめ米穀店と農家5選
農林水産大臣が定めた品質基準や表示基準に合格した、農林物資の製品につけられる認定「有機JAS認定」。「有機JAS認定」の有機栽培玄米は、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として、自然界の力で生産されたお米です。「有機JAS認定」のおすすめの有機栽培玄米をご紹介します。新潟県南魚沼産「コシヒカリ」|米作りの巨匠が作る極上の有機米
米作りの巨匠の笛木さんの有機栽培コシヒカリは、栽培中栽培外でも農薬・化学肥料を使わずに有機肥料だけで稲を育て、健康食品で有名な万田酵素を植物用に開発した万田31号を米作りに使用しています。収獲したお米は、お日様の光を浴びてゆっくりと乾燥した天日干し米に。旨味が凝縮した最高級の美味しいお米です。群馬県「金井農園」|6年連続高評価の美味しさ
米・食味分析鑑定コンクール国際大会で6年連続 金賞・特別優秀賞を受賞している、真田のコシヒカリ「小松姫」。美味しさを追求したうえ 無農薬・有機栽培にこだわり、生産量が少ないため真田のコシヒカリ「小松姫」は幻のお米といわれています。また、自称無農薬栽培ではなく、世界統一基準の有機JAS認証を有機農産物認証機関「NPO法人赤とんぼ」から取得しています。秋田県「産直農場自然工房」|有機JAS認定の無農薬玄米
有機栽培の認証を受けた「JAS有機栽培米」のみを扱う、こだわりの販売店「産直農場自然工房」。毎週新鮮なお米を味わってほしいと、一週間の消費目安量2.5kgごとに真空パックで小分け包装しています。熊本県山都町|阿蘇のふもと、山の中の田んぼで育つお米
阿蘇のふもと山間のところ、標高500~700mほどの、山の中の田んぼで育つお米。品種は、九州を代表する美味しいお米「ヒノヒカリ」。古くから有機栽培を手掛ける人が多い山都町で、素朴な人柄の津田さんが丁寧に作った有機JAS認定の有機栽培米です。福井県「よしむら農園」|農薬・化学肥料不使用の有機栽培米
37年間勤務したJAを定年退職し、これまでのノウハウを生かして以前から手がけていた有機農業の取り組みを本格的にスタートさせた吉村さん。農薬・化学肥料を使わない「EM有機栽培」や「アイガモ農法」により、安心・安全なおいしいお米を栽培しています。粘りがあり甘味の強いおいしい玄米です。自然農法・自然栽培のこだわり玄米|おすすめ農家2選
土と作物が本来持っている力を引き出して栽培する「自然栽培農法」。化学肥料や農薬はもちろん、有機肥料や堆肥も使用せず、自然のままの土壌と水だけで栽培します。「自然栽培農法」で栽培された、おすすめの玄米をご紹介します。福井県「滝本農園」|循環型自然農法でつくった玄米
福井県勝山市でアイガモ農法に取り組み、無農薬・無化学肥料を実践する「滝本農園」。アイガモが害虫を食べ、水田内を泳ぐことで酸素が土に混ざり、さらに糞が有機肥料になるという、自然と共生する循環型農業に取り組んでいます。無農薬だけでなく、日々工夫を絶やさず育てられたおいしいお米は、有名テレビ番組に採用されたことも!コシヒカリ発祥の地のこだわりの無農薬玄米をぜひ味わってみてください。・品種:コシヒカリ
無農薬、アイガモ農法なので購入しました。昨年も購入しましたが、その後購入しようにも売り切れで、やっと今年、購入できました。玄米でいただいたり、家庭用精米機で精米したりしていただいています。搗き立ては、おいしいです。やはり、安全なお米が一番です。無農薬は手間隙かかって大変でしょうが、感謝して、いただいております。
出典: 楽天市場
岡山県「木村式自然栽培米」|太陽の光と土の力をいかす自然栽培
世界で初めてりんごの自然栽培に成功した木村秋則さんが提唱する自然栽培の栽培方法でつくった玄米。適度な粘りとコシがあり、スッキリとした上品な甘みが特徴の、岡山県を代表するお米「朝日米」を木村式自然栽培で収穫しています。稲の生命力をとことん引き出し、つやつやと美しく、とてもおいしいご飯に炊きあがります。精米せずに玄米のまま食べてるんですが他のと比べて玄米独特の匂いがほとんどなくて食べやすいです。いろんな有機栽培とか試してみたけど他のは途中で匂いが鼻について食べたくなくなるので。玄米と白米とを気まぐれに買うのですが今のところ玄米だとこれ!という感じです。夜に洗って炊飯器に玄米モードでセットして朝炊き上がるように予約、といった手抜きでも十分美味しいです。
出典: Amazon
他にもまだある!おすすめの無農薬玄米3選
農薬や化学肥料を使用せず、自然の中で育てられた、おすすめの無農薬玄米をご紹介します。コンクールで金賞を受賞した玄米や、アイガモ達が元気に泳ぎ回る水田で育てられた玄米など、食べたくなる美味しい玄米ばかりです!滋賀県「吉田農園」|コンクール金賞受賞のおいしい無農薬玄米
「安全でおいしいお米を出来るだけ多くの方に安く提供する」という理念のもと、30歳から米づくりを始めた吉田さん。就農して7年目の2006年には「米・食味鑑定士協会」主催の「第8回全国米・食味分析鑑定コンクール」の若手経営者部門において金賞を受賞。今回ご紹介するのは95年に誕生した新しい品種「夢ごこち」。ツヤツヤとした炊き上がり、抜群の粘り、そして甘いだけではない程よいうまみが特徴です。うちではゆめこごちの玄米を鍋で炊いています。 知り合いから紹介されて今まで食べていたお米からこちらのお米に変えました。
理由は単純に美味しいだけでなく身体が元気になるからです。こんなに元気にさせてくれるお米を作ってくださる農家の方々に感謝です。周りにも紹介して応援させていただきます。
出典: 楽天市場
兵庫県但馬産「コウノトリ育むお米」|コウノトリの野生復帰を支える独自の農法
農薬や化学肥料に頼らない独自の農法「コウノトリ育む農法」で栽培収穫されたお米。中干し(一度田んぼの水を抜く作業)を遅らせたり、冬にも田んぼに水をためたりすることで、コウノトリの餌となるカエルやドジョウなどの生きものが生息できる田んぼで栽培されています。炊きあがったお米はふっくらで、粘りと噛み応えある食感。売上の一部は、コウノトリの保護育成資金として寄付されています。3度目の購入になります、当たり前ですが美味しいです、冷めても美味しいですよ。美味しいうえに安心です、安心して食事が出来ることはとても大事です。一見高価なように思いますが、お茶碗一杯当りに換算すると外食のご飯と変わりません。産地や安全性のわからない外食のご飯より、自宅で美味しく安全なご飯をどうぞ。
出典: Yahoo!ショッピング
兵庫県朝来市「アイガモ米」|アイガモ緑農会がアイガモ農法で栽培したコシヒカリ
大自然の山々に囲まれた兵庫県朝来市で、アイガモ緑農会が農薬や化学肥料を一切使わない栽培にこだわり、あえて手間のかかる「アイガモ農法」で作っています。田植えの後、水面に放したアイガモ達が元気に泳ぎ回り、雑草や害虫を食べてくれるので、健康で丈夫な稲に。炊き上がりがツヤツヤで、噛むとしっかりとした弾力と、お米特有の甘みがあります。体に良いものをと検索していてアイガモ農法で作られているこちらのお米にたどり着きました。玄米はまだ初心者ですが、家族みんなおいしく頂きました。またリピート購入させていただこうと思っております。
出典: 楽天市場