目次
防草シートについてはこちらの記事をチェック!!
防草シートの固定ピンの役割って?
固定ピンの役割は、防草シートが風で飛んだり、めくれたりしないために押さえることです。どんなに遮光性の高い防草シートを使っていても、ずれて地面が見えてしまうとそこから日光が入りこみ、雑草が生えてきてしまいます。防草シートを抑えるようにピンをしっかり打ち込み、防草シートに充分な力を発揮してもらいましょう!防草シートの固定ピンにはどんな種類がある?
固定ピンは、鉄やプラスチックで作られているものがほとんどです。定番は安くて丈夫な鉄製の固定ピン。プラスチックの杭は、軽く柔軟性があって扱いやすいのですが、強度の面で劣るので半年程度の短い期間に向いています。鉄製の固定ピン
防草シートによく使われるのが、鉄製の固定ピンです。価格が安く、固い地盤でも折れずにしっかり刺さります。さらに、雨や地中の水分でさびるにつれて、抜けにくくなるのも利点です。さびると見た目は良くないですが、上から砂利や人工芝をかぶせてしまえば、あまり気にならないでしょう。定番の「U字ピン」や打ちやすい「丸型ピン」、アスファルトなど固い場所に使う「釘型ピン」などがあります。プラスチック杭
プラスチックの杭は、鉄製の固定ピンと違ってさびることがありませんが、折れやすいので固い地盤には不向き。ですが、柔軟性があり扱いやすいので、畑のマルチングにも使われます。紫外線で劣化しやすいため、長期間の使用は避けましょう。ワッシャー(シート押え)って?
ピンと一緒に使うドーナツのような形のものを「ワッシャー」と言います。釘単体では防草シートが破れやすいですが、ワッシャーと一緒に刺すと、固定力がアップ!セットで販売されているものと、別売りのものがあります。組み立て不要で効率アップ!「らくらくシート押さえピン」
固定ピンの選び方
地面が硬い
地面が硬い場所でおすすめなのは、強度が高く折れにくい「鉄製の固定ピン」か「ワッシャー付きのピン」です。先端が鋭く尖っているものだと、さらによく刺さります。プラスチックの杭は硬い地面に刺さりにくいので、避けましょう。地面が柔らかい
地面が柔らかいと、固定ピンは抜けやすくなってしまいます。できるだけ長い固定ピンを選び、数も多めにしておきましょう。長ければ長いほど抜けにくく、目安は20cm以上です。石がたくさんある
砂利や石が多い場所では、地面と防草シートの間に隙間ができやすいので注意しましょう。隙間から吹き込んだ風でシートが持ち上げられてしまうと、そこから雑草の種や日光が入りこんでしまいます。敷く前になるべく石を除去するなどして地面をならし、鉄製のピンやワッシャー付きのピンで隙間なくぴったりと固定してください。表面に凹凸を作りたくない
ワッシャー付きのピンに多いですが、ピンの頭にゆるやかな膨らみがあるものは、防草シートの上に凹凸ができてしまいます。なので、歩いたときにつまづきやすく、人がシートの上を歩くことがある場所には不向きです。シートの表面を平らにしたい場合は、コの字型で鉄製の「U字固定ピン」をおすすめします。値段の安さを重視したい
プラスチック杭やシンプルな鉄製のピンは比較的安価です。1本あたりの値段が安ければ、ピンを狭い間隔で大量に打ちこめます。ただし、安いものはピンを抜けにくくする「跳ね返り」が付いていないことが多いので、抜けにくさとのバランスも確認しながら選びましょう。【タイプ別】おすすめの固定ピン
鉄製 U字型固定ピン
細くて目立ちにくい
定番人気のU字ピン
芝生と同化するグリーンのピン
鉄製 J字型固定ピン
曲がりにくく経済的
防草シート用 固定ピン J字型
・本数:100本
・サイズ:長さ5cmと15cm
・太さ:約2.8mm
・材質:鉄
・カラー:シルバー
・サイズ:長さ5cmと15cm
・太さ:約2.8mm
・材質:鉄
・カラー:シルバー
他製品とも比較しましたが、1本当たりの値段が安いので、この製品(セット)にしました。以前、U字形の金属製のピンを使ったことがありましたが、その時よりも楽に(それほど力を入れなくても)防草シートを刺し通せました。
出典: Amazon
プラスチック杭
柔軟性あり
TOMO's 地盤 固定用 PP杭
・本数:50本
・サイズ:直径1×長さ16cm
・太さ:3.8cm(頭部直径)
・材質:プラスチック
・カラー:ブラック
・サイズ:直径1×長さ16cm
・太さ:3.8cm(頭部直径)
・材質:プラスチック
・カラー:ブラック
打ち込み用ハンマーとのセット
sac taske 防草シート PP杭&ハンマーセット
【シートピン】
・本数:100本
・サイズ:長さ16cm
・太さ:3.7cm(ヘッド直径)
・材質 :プラスチック
・カラー:ブラック
【ハンマー】
・全長:22cm
・打面直径:2.5cm
・重量:173g
・材質: メタル(鉄)、ラバー
・本数:100本
・サイズ:長さ16cm
・太さ:3.7cm(ヘッド直径)
・材質 :プラスチック
・カラー:ブラック
【ハンマー】
・全長:22cm
・打面直径:2.5cm
・重量:173g
・材質: メタル(鉄)、ラバー
簡単に折れてしまうというレビューが多かったのですが、質より量と値段の安さに惹かれて購入。折れる前提で使ってみました。60本程打ち込んでみましたが1本も折れなかったです。
出典: Amazon
ワッシャー付き
シートをしっかり押さえる
シンセイ Uピン杭 黒丸付
・本数:10本
・サイズ:幅3×長さ15cm(ワイヤー)
・材質:スチール、ポリエチレン
・カラー:シルバー、ブラック
・サイズ:幅3×長さ15cm(ワイヤー)
・材質:スチール、ポリエチレン
・カラー:シルバー、ブラック
ピンが結構長い為しっかり固定できる。黒丸が付いている為、シートの固定に有効。
出典: Amazon
地盤が硬くてもOK!
防草シートが剥がれない!固定ピンの間隔と打ち方
固定ピンを打つ間隔
固定ピンは25~50cmの間隔で打ち込みましょう。防草シートのふちだけではなく、全面に取り付けてください。マス目状に打つイメージです。たくさんのピンを打つことでシートが浮きにくくなり、雑草の種や日光の侵入を防げます。固定ピンは多ければ多いほど防草シートがずれにくく良いのですが、その分ピンの数が必要でコストもかかります。幅が広いシートを使うことによって、シートとシートの接合部に使うピンを減らせるので、経済的です。
固定ピンの打ち方
地中の配管やケーブルなどに注意する
地面にはガス管や排水管、電気ケーブルなどが埋まっています。固定ピンを打ち込むとき、これらを突き破ってしまわないように注意してください。プラスチックの固定ピンなら、配管を突き破る心配はあまりないでしょう。固定ピンが刺さらない場合
地中の石にあたっている可能性が大きいです。石が多い地面では、J字ピンを使ってみましょう。二股に分かれていて片方だけが短くなっているので、石などに当たりにくく、ピンの向きを変えればスムーズに入っていきます。砂利と一緒に敷きたい人はこちらもチェック!
固定ピンは100均で代用するより、専用品がおすすめ
固定ピンは防草シートの必需品。丁寧に狭い間隔で打ち込めば、より雑草が生えにくい環境を作れます。ちなみに、固定ピンは100均でも売っていますが、1パックの本数が少ないですし、打ち込んでいる最中に曲がってしまったりとロスが増えることも。そうなると逆に高くなってしまうかもしれないので、最初から専用の固定ピンを買うのをおすすめします。紹介されたアイテム
Uピン杭
KMS 固定ピン
Salinr 人工芝設置用U字固定ピン
防草シート用 固定ピン J字型
TOMO's 地盤 固定用 P…
sac taske 防草シート PP杭&…
シンセイ Uピン杭 黒丸付
防草シート 固定用ピン