おすすめのワイヤーカッター12選｜自転車や配線のカットに！選び方や使い方など徹底解説

「電線ケーブルが切りにくい…」。そんなときにはワイヤーカッターを使ってみるのはいかがでしょう？ワイヤーカッターとは、電線ケーブルなどを切断するための専門工具で、ニッパーで切断するよりも切断面を綺麗に仕上げられるのが特徴です。この記事では、気になるワイヤーカッターの選び方について徹底解説していきます。

ワイヤーカッター（ケーブルカッター）とは？

ワイヤーカッターとは、ワイヤーロープや電線ケーブルなどのように、細い線をまとめて束ねたものを切断することに特化した道具です。専用の道具であるために、ニッパーなどで切断した場合と比べて切断面の仕上がりが美しく、軽い力ですんなりと切れるのが特徴です。

ワイヤーカッターの選び方

ケーブルの太さで種類を選ぶ

基本的に、ワイヤーカッターはサイズが大きいほど切断能力が高くなるように作られています。しかし、サイズ大きくなるほど扱いが難しくなるため、ワイヤーカッターを購入する際は、切断したいケーブルの太さに合わせて選ぶようにしましょう。また、メーカーごとに切断能力を表す単位が異なることもあるので注意してくださいね。

値段も手頃で一般的なペンチ式

一般的に「ワイヤーカッター」といえば、柄がニッパーのようになっているこちらのタイプのことを指しています。こちらのタイプは値段がお手頃なのに加えて、扱いやすいのがメリット。最大でⅣ線の直径15mm程度の電線をカットすることができます。一般的な家電供給用の電線程度までのサイズを目安にしましょう。

より太いケーブルも楽々切れるラチェット式

より太いケーブルをカットするためのワイヤーカッターがこちら。「ラチェット機構」と呼ばれる歯車の力を利用することで、直径30mm程度の太線でもカットすることができます。本格的な作業のためにワイヤーカッターを探している方は、まずはこちらのタイプからチェックしてみるのがおすすめです。

値段は高いが作業がスムーズに進む電動式

その名の通り、電気の力でワイヤーを切断していくワイヤーカッター。直径60mm以上の太線や線の束でも難なく切断できるうえ、力も全く必要ありません。多くのメリットがある電動式ですが、その分値段はやや高めです。

切断能力の表示もチェック

ワイヤーカッターの切断能力はサイズに比例しています。しかし、同じサイズでもメーカーによって刃の形状などが異なるため、実際の切断能力には差があります。その製品の切断能力をチェックしたいときは、製品の裏面を見てみましょう。たとえば「Ⅳ線10mm」と記載されていた場合、Ⅳ線という種類の電線のうち、直径10mmまでのものを切断できるという意味です。

絶縁タイプ

ワイヤーカッターの中には、電気を通さない絶縁タイプの製品もあります。通常、ワイヤーカッターを使うときには完全に電源を落とし、電気が通らないようにしてから作業します。しかし、事故はいつ起こるかわからないもの。万が一に備えて絶縁タイプのものを使うのも1つの手です。

おすすめワイヤーカッター12選

ワイヤーカッターを選ぶ際には、用途やワイヤーの太さ、使用回数などを確認して、皆さんに合ったものを選びましょう。この記事では、価格帯、方式、対応可能なワイヤー太さが異なる12商品をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.ペンチ式 ｜耐久性◎でコスパが高い

2. ペンチ式｜自転車のワイヤーにも

3. ラチェット式｜切れ味抜群

4. ペンチ式｜ゴッドハンドのワイヤーカッター

5. ラチェット式｜コスパ重視ならコレ

6. 油圧式｜誰でも簡単に操作できる

7. ペンチ式｜大型のワイヤーカッター

8. ペンチ式｜草刈機用ワイヤーの切断にも

9. ペンチ式｜手への負担を軽減

10. ペンチ式｜南京錠の切断にも

11. ペンチ式｜持ち運びに便利な小型ワイヤーカッター

12. ペンチ式｜指を挟みにくい！

ワイヤーカッターはダイソーなどの100均にある？

ワイヤーカッターの使い方

最も身近でワイヤーカッターを利用するシーンとして、自転車のブレーキワイヤーの調整が挙げられます。ワイヤーは、ニッパーで切断してしまうと切断面が潰れ、修復に時間がかかることも。そんなとき、ワイヤーカッターを使えばきれいに仕上げることができます。

1. ワイヤーの太さを確認する
2. 切りたい太さに合ったワイヤカッターを購入する
3. 切る場所を選ぶ
4. ニッパーと同じ要領で、力を入れずに切る

ワイヤーカッターは、ワイヤーを包み込む形状になっているため、力を込めずにきれいに切れます。スパッと切れるので、ワイヤーがほつれにくいのも特徴です。

ワイヤーカッターの代用品になるものは？

「ワイヤーカッターが必要なのに、手元にワイヤーカッターがない！」そんなときは、ラジオペンチやニッパーが使えます。しかしこれらは、ワイヤーを切るためだけに造られてはいないので、使用する際には工夫が必要です。

まず、切り口がばらけてしまうのを避けるために、切断箇所をセロハンテープで何重にもきつく留めます。それから切る向きを90度ずつずらして切ることで、何もせずに切るときよりは少ない力できれいに切れます。工夫せずに切ると、切り口がバラバラになったりつぶれたりするうえ、かなりの力が必要になることもあるので注意しましょう。

ワイヤーカッターを使用すれば、手間がかからず確実にきれいに切れるので、できる限りワイヤーカッターを使用することをおすすめします。

ワイヤーカッターは作業が楽になる優れもの

日常的には使う機会の少ないワイヤーカッター。しかし一本あるだけで、自転車の整備やDIYなどの作業がかなり楽になる便利アイテムです。力を使わずきれいに切れるワイヤーカッターは、工具箱の中に常備しておきたいアイテムの一つなので、ぜひチェックしてみてくださいね。